1983-04-13 第98回国会 参議院 科学技術振興対策特別委員会 第5号
この実験機を用いましての飛行実験では、アッパー・サーフェス・ブローイングによる動力式高揚力システム、これはもとよりでございますが、そのほかに電気信号によって飛行制御を行うフライ・バイ・ワイヤの方式、あるいはディジタルコンピューターによって操縦の自動化ないし安定化の増大を図るSCAS方式、そういったような各種の新しい技術につきまして多角的に試験を行って、その実用性を実証していくということを考えているわけでございます
この実験機を用いましての飛行実験では、アッパー・サーフェス・ブローイングによる動力式高揚力システム、これはもとよりでございますが、そのほかに電気信号によって飛行制御を行うフライ・バイ・ワイヤの方式、あるいはディジタルコンピューターによって操縦の自動化ないし安定化の増大を図るSCAS方式、そういったような各種の新しい技術につきまして多角的に試験を行って、その実用性を実証していくということを考えているわけでございます
その実験機におきましては、STOLの名のとおり、短距離で飛び上がったりおりたりすることができるような動力式高揚力技術というものを組み込んでございますし、それ以外にも、コンピューターによる飛行制御技術だとか電気式の操縦系統技術などいろいろな新技術を数多く織り込みまして、それら新技術の実験機規模での技術の実証を図ろうということで進めておるものでございます。
○豊島政府委員 科学技術庁において行なわれておりますのは、STOLの実験機の研究開発ということで、短距離離着陸性とかあるいは動力式高揚力の技術等やられておるということでございまして、通産省で扱うというのは、いわゆる実用機でございますので、これが実用機の段階になれば当然当省の問題でございますが、実験機の段階でございますので、科学技術庁にやっていただいておる、このように考えております。