1965-04-13 第48回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
それから自家農業の労働投下量および畜力・動力使用時間と申しますのは、経営組織別の農家経済調査から取ったものでありますが、総労働時間三十七年三千二百七十四時間のうち、畜力使用が五十三時間、動力使用が百二十八時間というふうなことで、動力利用は逐年ふえて、三十二年の約二倍にふえてはおりますが、農家の総体の農業労働投下量の中で占める機械、動力利用割合はまだまだというべき段階であります。
それから自家農業の労働投下量および畜力・動力使用時間と申しますのは、経営組織別の農家経済調査から取ったものでありますが、総労働時間三十七年三千二百七十四時間のうち、畜力使用が五十三時間、動力使用が百二十八時間というふうなことで、動力利用は逐年ふえて、三十二年の約二倍にふえてはおりますが、農家の総体の農業労働投下量の中で占める機械、動力利用割合はまだまだというべき段階であります。
御承知のように農業機械化促進法は、昭和二十八年、動力耕転機等がようやく実用化され、一般化し始め、農業機械化に対する農民の意欲が高まり始めた時期に制定せられたのでありますが、その後の農業機械化の進展は、まさに目さましいものがございまして、昭和三十五年の統計によりますと、農家の約九割までが何らかの形で農作業に動力を使用しており、ここ十年間に動力使用農家数は約五割増加しているのであります。
御承知のように、農業機械化促進法は、昭和二十八年に制定されたものでございますが、その後農業機械化は非常な目ざましい進展がございまして、三十五年度におきましては、農家の九割までが何らかの形において農作業に動力を使用して参りまして、この十年間に動力使用農家数は約五割増加して参っておるような次第でございます。
高い料金になるのだとすれば、これが引上げの際において従来冬の商い料金の需用家であつた場合においてはもともとそうだということになるかも知れませんが、併し農業、これは灌漑用水もございます、それから或いは秋その他の脱穀等々の動力使用もございます、その他水道等ですね。
併しながらこれをつぶさに考慮しますと、富山県或いはその他の県のごとく、将来に亘つて県の財政状態の安定をするために起された目的のものもあります、或いは京都市の水力、大阪市の火カのごとき自己の動力使用のために起されました発電事業もあります。
一萬四千町歩にわたる地域に對して、灌漑用水補給の目的で、縣營事業として豫算總額三百八十萬圓をもつて、阿哲郡美穀村及び熊谷村にまたがり、一大貯水池を築造せんとするものでありまして、昭和十六年度から工事に著手しまして、現在までに工事の完成いたしましたおもなものは、堰堤より下流に至る延長二千六百五十メートルの資材運搬道路、小坂部川と高梁川の交叉點より堰堤に至る延長四千五百十五メートルの架空索道の建設、工事用動力使用
今日石炭の増産は、再建途上のわが國として一刻もゆるがせにできないことはもちろんでありますが、陸上における動力資源は、何ら消耗することのない水力電氣の活用に重点をおくべきでありまして、万一渇水期を目前に控えて現在作業中の本年度計画成らざるときは、動力使用制限は層一層強化せられて、原動力を奪われたる各種の生産はますます低下し、加えて薪炭不足の今日、飢えと寒さに國民生活を追いこまざるを得ないという深刻なる