1975-12-11 第76回国会 参議院 商工委員会 第5号
北海道におきましての苫小牧総合開発というのは、まさに大規模な石油コンビナート基地ということに位置づけをされておりまして、この隣に勇払という町があるんでありますが、この勇払地帯でいま住民のコンビナート基地に対する反対運動が非常に——、漁業基地、農業基地でございまして、実はこの厚真一帯を称して大コンビナート基地とこう言っておるんであります。
北海道におきましての苫小牧総合開発というのは、まさに大規模な石油コンビナート基地ということに位置づけをされておりまして、この隣に勇払という町があるんでありますが、この勇払地帯でいま住民のコンビナート基地に対する反対運動が非常に——、漁業基地、農業基地でございまして、実はこの厚真一帯を称して大コンビナート基地とこう言っておるんであります。
特に石狩、勇払地帯、天北地帯、十勝、釧路地帯のような未開発地帯に対して、しかりであります。こういうことであれば、アメリカのTVA開発に類するものでありまして、巨額の経費と高度の技術を要することはもちろんでありまして、北海道庁の現機構をもつてしては実施できないことは当然予想されるのであります。私どもは北海道開発庁を設けた使命は、こういう点にあるものと考えたのであります。