2003-07-15 第156回国会 衆議院 国土交通委員会 第31号
これまで高度成長期の中で、国土行政といったものは、どっちかというと、そういう美しいという価値観よりも、機能本位といいますか経済効率本位といいますか、そういう観点で相当いろいろな公共事業を中心に社会資本を整備してきたことは事実でございますし、その結果として、何かコンクリートが目立ち過ぎるとか、いろいろな反省の中で、最近、また別の工法を取り入れてきているのは現実でございます。
これまで高度成長期の中で、国土行政といったものは、どっちかというと、そういう美しいという価値観よりも、機能本位といいますか経済効率本位といいますか、そういう観点で相当いろいろな公共事業を中心に社会資本を整備してきたことは事実でございますし、その結果として、何かコンクリートが目立ち過ぎるとか、いろいろな反省の中で、最近、また別の工法を取り入れてきているのは現実でございます。
BBCなんかも、もう今当初の考え方でスタートしたときとはまるで違った形態になっているみたいですし、アンテヌドゥーというのは、公共放送みたいな形で始めながら、強力な一社の資本ががんと入りまして、今やもう有識者のまゆをひそめさせるような放送効率本位の番組内容になっているみたいなんですね。そういうふうになってしまっちゃいけない。
物質本位、効率本位ではない発想による政治経済の運営をはかる必要があると思うがどうかという趣旨の御発言でございます。 明治百年を経過した今日、わが国経済は、世界にもまれな完全雇用を達成し、国民総生産、国民所得も向上いたしましたことは御承知のとおりでございます。特に戦後の経済復興、これは国民全体の力であり、世界に誇り得るものだと考えておるのであります。
そこでこれと対等に競争しようということになりますと、資金の使い方、人材の養成、配置等、効率本位にならざるを得ない。相当エネルギーをつぎ込まなければいけないということになる。そうしますと、それでなくても脱農業的な金融資本への志向だと。私も今度の改正はそういう性格を持っておると思いますが、どうですか。これで当分様子を見た上で中金にその能力があるかないか。
そこで、これは直接の関係はないかとも思いますが、これはある新聞にも載っていることでござまずか、開発計画の影響を受ける住民の意向を重視しなければならない、最近の成田新幹線計面に対する千葉県民や東京都民の反対に見られるように、政府の効率本位の発想から生まれた開発計画は、必ずといっていいほど地元や周辺住民の激しい抵抗にあっている、こういうふうな記事が出ておるわけでございます。