2016-02-18 第190回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
まず、このマイナス金利政策を採用する場合、この効果浸透という点で考えなければいけない条件は二つありまして、一つは、先生御指摘のとおり、マイナス金利政策によって市場金利にきっちり引下げ圧力を掛けるということと同時に、マイナス金利は金融機関にとってはコストになりますので、これが余りに過大ですと、金融機関がコストを転嫁するという格好でむしろ金融仲介機能を弱めるリスクがありますので、これをできるだけ緩和したいという
まず、このマイナス金利政策を採用する場合、この効果浸透という点で考えなければいけない条件は二つありまして、一つは、先生御指摘のとおり、マイナス金利政策によって市場金利にきっちり引下げ圧力を掛けるということと同時に、マイナス金利は金融機関にとってはコストになりますので、これが余りに過大ですと、金融機関がコストを転嫁するという格好でむしろ金融仲介機能を弱めるリスクがありますので、これをできるだけ緩和したいという
今この点につきましても、間もなく今月中に資産担保証券の買入れ措置を実行に移させていただきますけれども、これをもちまして効果浸透の度合いを強めたいと。この効果浸透について確信が持てない限り、現場においてインフレターゲットを設けましても逆に皆様の失望を招きかねないというふうに考えています。
不良債権問題という大きな課題を抱えている金融機関にさらに上乗せとして悪い影響が及ぶ要素があり、これは結局、金融システムの安定、ひいては日本経済全体の基盤にかかわる問題である、かつまた、金融政策の効果浸透という点から見ても非常に重要な問題である、こういうふうに受けとめております。
したがって、金融市場に流動性をたくさん供給する、その流動性が企業のお手元に早く届いて、企業の活動に有効に使っていただく、こういう経路を想定せざるを得ないし、現に、その経路で緩和政策の効果浸透を図る努力を続けているところでございます。 つい昨日も、御承知のとおり、日本銀行は流動性の供給目標額、もっと厳格に言いますと日銀当座預金の目標額を最大三十兆円というところまで引き上げました。
ただ、日本銀行の立場からいたしますと、これは金融政策の効果浸透、あるいは金融政策を行うプレーグラウンドそのものであったりする場合が非常に多いわけでして、どこの国の中央銀行でも市場の円滑なあるいは健全な発展については最大の関心を払っています。
しかし、そのほかの面ではかなり機能が違っていまして、日銀の場合には、おっしゃいましたとおり、金融政策の効果浸透を、実際にこの効果を運んでくれるのは金融機関でございます。金融機関の機能がしっかりしてなきゃいけない。
今後こうした動きが拡大することになれば、私どもの思い切った金融緩和の効果浸透にも支障を来しかねないと思います。先週、すなわち二月二十八日の追加緩和措置はこのような情勢を踏まえて行ったつもりでございます。 その後、市場の方は幾分落ち着きを取り戻してきているようでありますが、日本銀行としましては、今後も金融市場の安定確保と緩和効果の浸透に全力を挙げてまいる方針でございます。
また、万が一にも資金決済の円滑や金融市場の安定が損なわれるというような事態になりますと、これまでの思い切った金融緩和措置の効果浸透にも支障を来すおそれがあります。
また、今後、万が一にも資金決済の円滑さや金融市場の安定性が損なわれるような事態になりますと、これまでの思い切った金融緩和措置の効果浸透にも支障を来すおそれがあります。
それによりまして、大体落ちついてここまで来ておるわけでございますが、今後どうしていくかということで、今週の政策決定会合におきまして、金融市場の安定を確保するとともに、金融緩和のより強力な効果浸透を図るという措置を決定した次第でございます。この措置は、国際的な協調行動の必要性ということも十分意識して、公定歩合の引き下げも含めた三つの措置をとったわけでございます。
私どもといたしましては、日常の行政を通じまして一連の通達等の効果、浸透状況につきまして今後とも注意深く見守ってまいりたいというふうに考えております。
で、先ほどからも申し上げましたとおり、今後とも経済の変化につきましては予断を持って臨まない、正確にこれを把握しながら適切な政策運営に努めなければならない、ただし、現在におきましては引き続きこれまでの政策の効果、浸透状況を慎重に見守っている段階だということでございます。
金融施策の運営に当たりましては、これまでの公定歩合引さ下げの効果浸透をなおじっくりと見守りながら、これまで同様物価の安定を機軸に踏まえた慎重な政策スタンスを維持しつつ、今後の状況に臨んでまいりたいと考えているところでございます。
そうした意味で、目下その効果浸透の過程を見守っている、こういう状況でございます。 もちろん日本銀行といたしましては、今後とも引き続き経済の推移について、先ほども申し上げましたが、一切予断を抱くことなく今後の推移を注意深く見守りたいということでございますが、現状はこれまでの一連の措置の効果浸透を見守っていくことが特に大切だと考えている状況でございます。
これも引き締め効果浸透の一つのあらわれということでございますが、ただ景気は、このところ緩やかに減速しつつあるとは申せその基調はまだ堅調でございまして、経済活動の水準も高ければ経済のリズムもよいリズムが失われていない、そういう状況でございます。特に、経済活動のレベルが今なお高い。
経済活動全般の水準から見て、まだやや高過ぎる水準に位置しているかなというふうに見ておりますが、今後とも、先般実行いたしました第二回目の金利引き上げ措置の効果浸透などを見守りながら、引き続きマネーサプライ・コントロールにつきましては厳しい姿勢で臨んでまいりたい、こういうところでございます。
そういった研究的、実験的成果、こういったものがどういうふうになってくるか、私ども非常に大きな関心を持っておるところでござ、いまして、そういった既成市街地の密集地の流域の河川におきましてもいろんな貯留効果、浸透効果、そういったものを確保するということは一番大事なことである、そういうふうに考えております。
したがいまして、わが国におきましてもこういう考えのもとに、海外金利の動向もさることながら、国内景気、物価の状況を総合的に判断した上で適切な金融政策の運営が図られてきておりまして、また、現状につきましては先般実施された第四次公定歩合引き上げの効果浸透を見守っておるということが原則的な考え方でありますが、けさほどですか、日銀総裁が帰ってくる——まだ着いたかどうかわかりませんけれども、当然いろいろな機会にそういう
したがいまして、私といたしまして一般論として申し上げますことは、これまでの公定歩合引き上げや窓口指導等の効果浸透をまさに平静に見守っておるところであるという答えで御了解をいただきたいと思います。
一次に、不用額は十五億六千百七十一万円余でありまして、その主なものは、国民生活安定緊急対策費において、物価対策の効果浸透等により、物価が安定してきたことに伴うものであります。 以上、昭和四十九年度経済企画庁の歳出決算の概要を御説明いたしました。 何とぞよろしく御審議のほどを、お願いいたします。
これがことしになってようやくその効果浸透が始まろうとしておる、こういう段階と見ておるのです。それからそれが終わりますと、今度は五十一年度の予算が活動するということになる。 そういうことで、五十一年度全体としますと、かなり活発な経済活動ということになると見ておるのですが、それまでの状態、これはほっておきますとかなり深刻な状態じゃないかと思う。しかし、第四次対策の効果が出てくる。
財政がプラス成長を引っ張ったと言ってもいいのですが、ただ、顧みてみまして、施策を決めた、その決めた施策の効果浸透、これは特に第四次対策については数カ月のおくれを見るというような状態でありましたので、そういう点は心してまいりたい、かように存じます。