1947-11-26 第1回国会 両院 両院法規委員会 第10号
こちらからもし勧告するとすれば、やはり参考案を起草して、それを示して勧告するということが私は効果があるのではないかと思います。
こちらからもし勧告するとすれば、やはり参考案を起草して、それを示して勧告するということが私は効果があるのではないかと思います。
又一委員より、今日税務署の現状では既に徴税費不足から徴税に十分の効果を期待できない現状にあるに拘らず、政府は更に今回非戰災者特別税を設け徴税を行わんとしておるが、これは大衆課税であり、又既にその時期を失すること甚だしいのみならず、これが徴税に対する調査も十分行われていない現状より、これはむしろこの際中止すべきものと考えるが如何との質疑に対しまして、大藏大臣より次の答弁があつたのであります。
昭和二十二年度一般会計歳入予算及び租税收入を、予定通り確保し得るや否やが、健全財政を名実供に実現せしめ得るかどうかの重要なる條件の一つとなつておるのであるが、今日までの徴税の実績に鑑み、この点十分再檢討する必要あり、特に徴税機関の予算が、果して徴税を予定通り効果的に達成する上に適当であるかどうかを調査するために、本小委員会は特別に設けられたのであります。 先ず審議の経過について御報告申上げます。
だから財務局管内に一つくらいの地方の運営委員会があるということの方が、より一層折角設ける運営委員会の國民に対して與える信頼感というものを非常に深めるのじやないか、そこに効果があるのじやないか、こう私は考えるのです。
だから從たる事務所の所在地ごとになんということでは、これはあなたのおつしやる通り多過ぎるということになると思うが、地方財務局の所在地くらいには、その管轄区域に一つくらいは多過ぎはしないと思う、非常に効果があると思う。
事実近時における租税の所得の中における支出の割合の増大は、副次的な以上のような効果を果しておるということが言えると思います。今回創設或いは改正される非戰災者特別税及び所得税についても、この考え方が当てはまるものではないかと思います。前者は実質的には物税ではあるが、特定の人を対象とする点よりして一種の人税である。
今の名目的の財産税でありますが、これはアメリカで地方税とかというような形で行われておるのでありまして、相當の効果をあげておるのであります。この問題はしかしいろいろ考えなければならぬ。昨年行いました財産税というものは、あれは私どもで言うならば異例、特別な財産税であつて、今のお話の名目的の財産税というものがむしろ本式の財産税と言つてもいいかもしらぬと思います。
これはもし委員の數を多くすることが許されますような状態でありますならば、そういう方もはいつていただくことが委員會の權威上も、また實際にいろいろ事務を運營いたします上においても望ましいことであるとも存ずるのでありますが、やはりこういう一つのあまり人數の多い、單なる諮問的な委員會というのではなくて、この委員になつた人が責任者になつてやつていく、こういう自主的な委員會になりますと、あまり數の多いものはかえつて効果
○政府委員(林敬三君) この財政委員会の期限一ケ年という点でございますが、これは私共は固より地方財政というものはいろいろ大切なことであると共に、なかなか中央財政ともこれは表裏をなしておる複雑な問題でありますので、これの自主化ということを企てて相当効果あらしめるように持つて行きますまでには、今後國家としても地方としても多大な努力を要するものと思われるのであります。
しかしながら、その監査に伴うところの企業のいろいろやりにくいことに対しては、政府といたしましても、十分に効果の上るような対策を講じなければならないと思うのであります。
それは規則で法律の効果がございませんので、これを法律の中に掲げて明示したわけでありまして、これをやつたために、國民に対して政府の信用を失墜するということはないと思います。
無論その方か遥かに收入もいいわけで、税務署を辞めてそつちに行くと、こういう連中は、今日は尚更多いだろうと思いますが、これは私は、税務官吏のような職に在る者は、官吏を辞めても、例えば三年とか五年とか、一定の期間は民間の会社に就職することを禁止すると、そういうことをやつて見たら、相当の効果があるのじやないか、同時に税務官吏がどんどん逃げて行くと、これを防ぐことにもなるのじやないか、そういうふうに考えられます
そうして経費の節約の上に非常な効果を挙げたのでありますが、ああいうふうな國費節約委員会を國会の中に設けまして、民間の有識者をも加えまして、経費の合理化、節約の具体化の上に案を立てて、政府に実行せしめるということがよいのではないかと思うのであります。
において物價の昂騰が一番問題でありますが、從來戰時中からとかく有價証券というものの投資を阻害するような行爲、施策のみが続けられておつたのでありますが、これがために戰時中及び戰後を通じまして放出されましたる政府財政支拂超過の、いわゆる余剩購買力というものが全部具体的の物の方に集中いたしまして、証券というものから全くその興味を失つてしまつたといつたようなことが、又物價の面でこれの物價騰貴を促進したような効果
もつと効果のある方法が沢山あると思うのであります。我々は一面予算委員であると同時に、文教に関係のある点におきまして文教常任委員をいたしておる文教関係者といたしまして、特に文部予算を削ろうかとか、けちを付けようという考は毛頭ありません。
それでその結果中小業者は非常に救われまして、逆に商業資本の方が追從しなければならんというような反対の現象になりまして、大変効果があつたわけであります。戰いが段々と近ずきまして、石炭の消費の節減とか、或いは業者のいろいろな機械が回收されるとか、その内に企業整備がございましたので皆は轉職いたしまして過しておつたわけであります。
吉田内閣時代に、本年二月十五日の閣議において、中小企業振興対策要綱が決定され、その基本方針として、中小企業の振興には輸出品、生活必需品等に重点を置くこと、商工協同組合の普及、共同施設を援助すること、最新技術を中小企業に導入すること、高能率の中小企業に対し極力資材及び設備の確保を図ることなどを定め、その実行方策の一つとして産業復興営團を設け、又資金については復興金融金庫を活動せしむる等の方法を講じ、相当の効果
まず政府原案についてでありますが、政府はすでに財閥の解体、独占禁止法等の実施をいたしておりますけれども、わが國の現状を見まするに、これら各般の措置が必ずしも所期通りの効果をあげているとは言いがたい点があるのであります。
口に税金が高い、間接税が高いということを呼ばわれましても、出てまいつておりますところの予算に対して筆を染めないで、口で言うだけでは、その効果は断じてあるものではありません。
第一囘國會において、初めて運營された常任委員會制度なるものが、いかなる缺陥をもち、いかなる効果をあげるということについて、これは國會をあげての重大な問題だと、私は考えるのであります。でありますから、まず委員長自身が御存じの範圍、あるいは委員長の關係される範圍において、この問題についての委員長の御報告をお願いいたしたいと思います。
從來大藏省は最小の経費を以て、最大の効果を挙げることに汲々としておつたのが窺われるのでございます。要は徴收費を大幅に引上げることであろうと思います。終戰以來はその取引に、所得に、帳簿外に整理される部門が非常に多いのでございます。
而して新円階級より徹底的に徴税するには、新円再封鎖、財産申告が効果的であります。その副作用として通貨に対する信用がなくなります。從つて物々交換が行われ、その交換材料を持たない勤労階級が困ることになるのであります。これを防ぐにはあらゆる物資を配給制にすればよいのでありますが、これも戰爭中ならばとも角、今日の状態では誠に期待すべきことは困難であります。
却て脱税を奬勵するような逆効果を見ることでありまして、中には税の納入期日などは、延ばせるたけ延ばした方が得であるかのように履き違えまして、滯納しておる向きも相当あるようであります。併しこれはもとより滯納原因の全部ではないのでありまして、大部分は日常の生活苦の重圧に抑えられまして、事実税金を満足に納められない程、大衆が困つておると見るのが正しいのではないかと思うのであります。
因みに完全雇傭の概念でありますが、その方面の第一人者たる米國のウオーレス、英國のビヴアリツヂは共に完全雇傭において資本労働といつた生産要素の全面的効果的利用を極めて廣範囲的の意味をこれに與えておるものであります。完全雇傭の眞髄は百人の中九十七人を就職せしめ、三人を失業状態に置くにあると喝破しております。
この電力危機突破対策は商工省において所管しておるのでありますが、農林、安本、運輸等各省に関聨を持つことでありますから、その関聯の関係において効果を挙げ、綜合的な対策を立てるための一つの施策を考慮いたしたいということを考えて、目下いかなる方法で、いかなる内容で直ぐ綜合対策を立てるべきかということについては考え中でありまするから、できるだけ早い機会に御趣旨に副うようにいたしたいと存じておるのであります。
併し結論を急ぐということは、梅原先生のおつしやつたように、結果付けてしまいますと、又そこに思わない逆効果になつてはいけないと感じますから、併し我々に何らかの形で十分参考になる部分の資材を一應御発表して頂きたいということを希望いたして置きます。
差当つて具体的な措置として社会保障制度の確立を図つて、國民の社会生活の最低限度を保障する途を講ずると共に、他面においてこの制度の効果的な運営を期するため、社会事業の振興についてできるだけ施策に努めたい。特に兒童福祉は國策の重点の一つと考えて鋭意これに努力したい考えであるとの答えがありました。
現在の社會情勢におきまして、貯蓄の吸収、殊に比較的大口の貯蓄を集めますためには、貯蓄手段に魅力を添えることが必要であると考えられますが、これがためには、國民の射倖心を利用することも一方法と考えられますので、民間金融機關においてはすでに實施し、相當の効果をあげております割増金附貯金の制度を創設することが適當であると思います。