1967-07-05 第55回国会 衆議院 運輸委員会 第22号
さらにまた、船積み陸揚げ貨物が港頭地帯以外の奥地河川、工場河岸等と結びついているというような貨物の経路に思いをいたすとき、さらに労務力の合理的な適正配置とはおよそ縁遠くなります。 すでに御承知のごとく、港湾労働力の逼迫は常識でございまして、港湾労働者になる者はいないとさえ極言されているのが現在の状態でございます。
さらにまた、船積み陸揚げ貨物が港頭地帯以外の奥地河川、工場河岸等と結びついているというような貨物の経路に思いをいたすとき、さらに労務力の合理的な適正配置とはおよそ縁遠くなります。 すでに御承知のごとく、港湾労働力の逼迫は常識でございまして、港湾労働者になる者はいないとさえ極言されているのが現在の状態でございます。
ところがその社外工をいかにして雇い入れ、いかにして本社の播磨造船にその労務力を入れているかというその過程を調べますと、全く言語道断な入れ方であります。たとえば終戦以来岡山や呉から、非常に仕事はできるが失業している労働者を、相生造船に職があるから来いということで連れてきて、それを旅館に詰め込んで毎日相生造船の本社に通わせている。
官営労務主義だからと言つて受刑者が國鉄の運轉をやつたり、車掌をやるということは到底できないのでありますから、受刑者の労務力を石炭の増産に振り向けるのが一番いいのではないかとひそかに思いますが、その点を明確にして頂きたいのであります。