1948-01-27 第2回国会 参議院 労働委員会 第1号
それから労働関係の專門書を読む経済的余裕もないということを檢事が告白しておる。労働問題の調査に行きまして、端なくも別な労働問題を発見して來たようなわけであります。こういうような実情もありますから、ああいう問題を單に一度の講習会ぐらいで、例えばこれは司法省の問題になると思いますけれども、これについてもつと労働委員会としても十分な手を打つて頂かなければならんというふうに考えております。
それから労働関係の專門書を読む経済的余裕もないということを檢事が告白しておる。労働問題の調査に行きまして、端なくも別な労働問題を発見して來たようなわけであります。こういうような実情もありますから、ああいう問題を單に一度の講習会ぐらいで、例えばこれは司法省の問題になると思いますけれども、これについてもつと労働委員会としても十分な手を打つて頂かなければならんというふうに考えております。
○平岡市三君 実は教員関係の者からちよつと耳に挟んだわけなんですが、今の労働組合法その他の労働関係法規というものが多く営利事業に関係のある労働者を努象としておる。ところが教育というものは特殊な性質を持つておりますし、営利を目的といたしておらないのでありまして、結局法人組織になつておるのであります。
労働大臣が今見えましたので、委員会の今日の議案の一つでありますのは、今國会におきまする政府の労働関係の法案についての所信或いは計画等がありますれば、これらについて説明を願いたいとこう考えております。米窪労働大臣の説明を伺いたいと思います。
第二番目は労働組合法、労働関係調整法に関する問題であります。新聞の報ずるところによりますと、政府は目下労働組合法並びに労働関係調整法の改訂を準備しておるという話であります。そうしてその内容は、從來の労働者の團結権、爭議権に重大なる変化をもたらそうとしておるもののごとくに傳えられております。果して新聞の報ずる通りとするならば、我々は本当に重大なる関心を示さざるを得ないのであります。
(拍手) 次に質したい点は、労働関係調整法並びに労働委員会の問題であります。かつて吉田内閣当時、社会党の諸君が、この労調法に対して、議会の内外を通じ、いかに激越なる闘爭を展開したかは、今なおなまなましい事実であります。しかるに、かつてその急先峰の一人であつた米窪君が、このたびは初代の労働大臣になつたのであります。
私実はこの間も労働委員会で、あなたがお見えになりませんでしたが、確か労政局長だと思いますが、この調査班の中にはどうしても労働関係のお方が入つておらなければならないと思うのでございますが労働関係のお方が入つておりますか。労働省からどなたか出しているかと尋ねたら、どうもこの調査班のあるのも御存じのないように、どうもそれは一向処置をとつておられません。こういうことでありました。
併し全員が裁定を求むることについて同意しなかつたという場合におきましては、この法律のその條項の末項に、その取扱は労働関係調整法の定むるところによるとしてありまして、いわゆる労資の間の交渉になるわけであります。その労資の間の交渉を、只今労働大臣が経営協議会においてこれを協議するというふうに申上げましたような次第であります。
○國務大臣(米窪滿亮君) 労働組合法という法律を政府が作つて、又労働関係調整法という法律を作つておる以上は、その法規の命ずる範囲内においては、政府の意思が働くことは当然であります。労働組合或いは経営者の自主的にということを尊重するという意味は、やはり労働関係法規の範囲内に、おいてという條件がつくことは当然のことであります。
○政府委員(平井富三郎君) 労働者のいわゆる労働責任につきましては、只今申上げましたように、これは現在の労働関係の処理の原則というものが、労働権を中心にいたしまして、やはり團体協約によつてこれを推進して行くということが主でありますので、直ちに労働時間を延長すべしということを法規によつて強制し、これに從わん場合は、直ぐ罰則に行くというやり方よりも、先ずそういう労資の間の話合いで、これを進めて行くということは
今申上げましたように、それぞれの労働関係の機関の意見というものを尊重して行きたい。從つて現在各炭鉱にできております労働組合がいわゆる適法に組織されておるという認定の下に運用されておりますれば、その解釈をそのまま取つて行くというように考えております。
○政府委員(平井富三郎君) 労働関係につきましては、現在のところ、事業主と労働組合との團体協約によつてこれを解決するという方向え進んでおります。而もその進捗状況を見ますれば、最近の出炭状況からいいましても、順調に進移しておるようであります。
○政府委員(平井富三郎君) 只今御説明がまずかつた点もあるのでありますが、例えば労働関係につきましは、労働大臣が監督するのでありまして、生産に関しましては勿論商工大臣、生産増強という立場から、労働問題の処理解決を図つて行くという点につきまして、労働省との間に十分な協議或いは要求等をいたして参るのは当然でありますが、労働基準法の施行ということを考えましても、やはりこれは労働大臣がこれを行うというふうに
第三條の規定は、いわゆる労働関係の規定でございますが、この法律によりまして、生産協議会におきまして、労働條件に関して協議をいたしまして、そこで決定せられました事項によつて、炭鉱管理者は業務計画を実施し、当然それによつて決められましたところに從つて賃金を拂つて行くというようになりまして、その点につきましては、経営協議会における現在の機能を継承して参ります。
○堀末治君 そうすると、こちらの方から出ました労働関係のお方は、労働省から行かれたのでございますか。それともどの方面からでございますか。
その委員会の構成につきましては各方面から御要望がございましたので、産業界五、それから金融界五、労働関係五、それから学識経驗者三というふうに改めることになりまして、私の記憶では人選に着手して大体終つておるのではないかと思うのであります。前は労働関係の方は二人ということでありましたのが、五・五・五・三ということになりまして、相当御要望の趣旨に副うようにいたしたのではないかと、こう考えております。
(拍手) 現に諸君は、この石炭國管を有利ならしめるために、労働関係調整法並びに労働基準法を改正し、そして労働強化を試みようとしておつたではないか。すべて労働者から権利を奪い、資本家のためにどんどん彈圧して、これを牛馬のごとく、奴隷のごとく使おうとするところに、ここにこの國管案の魂胆があるのである。現に、これが八時間現場交代でやれば、いかなる炭鉱といえども…。
かかる強度な労働強化をするがために労働基準法を改正し、さらに労働関係調整法を改正しようとしているのである。すなわちこれは、労働者の権利を奪い、一切のものを資本家にささげようとしておるのだ。いよいよますますやみを増大せしめ、いよいよますます資本家をして國家を食い物にさせ、われわれ人民、労働者、農民、一切の困窮しておる人々をさらに困窮させようとする案が、まさにこの石炭國管案である。
更に例えば国際関係が逼迫する、或いは労働関係が緊張するというような場合におきまして、紛議や争議に調停という一つの手続を設けます。或いはその外何かの手続を設けます。と、その間に熱がさめ、危機が防止せられ、決裂が未然に避けられるというようなことは珍らしくないのであります。
○政府委員(椎熊三郎君) 只今議題となりました郵便貯金法案の提案理由を、実は重大な法案でございますので、大臣が参つて御説明申上げなければならん筈でございまするが、本日早朝から全逓との間にあります中労委の裁定の問題につきまして、目下中労務の委員全部が御出席になつて、労働関係閣僚の墾談会が開かれておりましていろいろ墾談を重ねておる最中で、大臣が席を外されないという状況になりました。
○堀末治君 私は本日、日項信倚いたします、片山首相が、政務誠に御繁忙の中を、特に本委員会に御出席を願いましたこの機会において、現段階における労働関係その他二三の問題について、首相の抱懷する御所見と、政府としてこれらの問題に対処せらるる御方針とをお伺いしたいのであります。
こういう調停案を発表されて、政府としましても十日間の期限を切つておりますから、本日からして労働関係閣僚懇談会でいかなる回答をすべきかということを審議することになつております。
非常に微妙な関係にありまするので、政府といたしましては、はつきりとした態度は……先般の労働関係閣僚懇談会で或結論は持つておるわけでありますが、これはやはり中労委との関係もありまするので、どうも具體なことはちよつとお話するわけには参りませんが、方向としては物価体系そのものは動かさない。こういう範囲内でやつて行きたいと考えております。
固より皆拘置処分を受けるのばかりでありませんが、訓戒その他保護司に委託する程度のものでありますけれども、私考えるのに、今政府におきましても局長として御活躍なされてるのは山川さんでありまして、労働省に席を置いておられますが、労働関係における婦人少年というような考えは相当研究になつていると思います。この婦人少年問題は啻に労働のみから考えるわけにいかない。
○政府委員(大久保武雄君) 只今小泉委員から御質問になりました施行規則要綱案の取扱いにつきましては、本案は取急ぎ作案をいたしました次第でありまして、今後海難審判法の改正につきましては改正委員会が設置されて、その委員会に付議いたしますと共に、從來海上労働関係法規及び海難審判法等につきましては常に公聽会を開きまして、その議を経て法律及び政令とも制定をいたしております関係上、從來の手続によつて最終決定をいたしたいかように
いろいろ問題はありますけれでも、特に労働関係からみましてこの点を改良いたしまして、火力発電所の就職者を多くして、早く火力発電の改良をいたさなければならないと感じました。ここの話によりますと、日本の汽車などは、石炭が非常に不経済に焚かれておりますから、あの石炭を火力発電所へ持つて行つて電力化すれば、五分の一の石炭で間に合うそうでございます。
この山口縣の労働関係の調査の中で特に私共注目をいたしましましたのは現在三大立法ができまして、そうして現地におきましてはそれぞれ熱心に行政の処理に当られておりますが、山口縣なども、過日本委員会で指摘せられましたように、その熱心は熱心といたしまして、これに伴う裏付けである予算が極めて貧弱でありまして、機構が十分に運営されていないということが特に甚だしいようでございました。
(拍手) それは労働組合法あるいは労働関係調整法等におきましても爭議権というものが認められてはおりまするけれども、どういう形においても爭議というものを保護してはいないのでありまして、あるいは労働組合法の一條、労調法の四十條あるいは四十一條の中には、正当なる労働爭議ということで爭議権の作用というものを制限いたしておることは事実であります。
それは御用組合だということで提訴して來ておる事件が東京都にありまして、到る所にそういうような事件があるのでありますが、つまり今日二條による適格審査問題というのは、そういう爭議的な、つまり労働関係の粉爭に聯関して方々に起つておりますことが一つ、それからもう一つ十一條違反というのは、これは今もう全國的に非常に多いのであります。
その爭議のルールといいますか、そういつたものを労働関係調整法が適当であるかどうか分りませんが、法律的にルールを決めるという必要がありはしないかと私共存じますが、その点先生の御意見をお伺いしたい。
なぜかといいますると、その引揚者たちの中に生業資金の要るような、全くそういうような業務に從事しておらんで、例えば労働関係とかいうような方面に從事しておつて、日傭取だとかいうような人も必ずしもないではない。