1949-07-29 第5回国会 参議院 法務委員会 閉会後第9号 ともすれば労働組合その他労働運動者関係から、労働者が官憲の不法行爲によつて死を生じた場合と、下山事件の総裁が、それも自殺か他殺か分らないにも拘わらず莫大なる國費を以て調査をしておることと対照すると、飽くまでも日本のまだ警察官及び警察界の人々は人権を平等に取り扱つておるのではないのであつて、労働者に対しては甚だ不親切である、こういう非難を浴びておる今日におきまして、新民主主義國においては飽くまでも一人 大野幸一