2001-04-10 第151回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
つまり、銀行や国が先に倒産した企業の差し押さえをやって担保物件を取っていく、税金の肩がわり、いろんな社会保険料の肩がわり等々で銀行と国が先に取っていく、下請はそれを取れない、それで連鎖倒産するという例が非常に多くなっておりますので、この下請債権、特にその中に含まれる労働者部分の労働債権というものをぜひこの機会に優先債権にさせるということをやらないと、幾ら今までのようなことをやられても連鎖倒産はなくならないということを
つまり、銀行や国が先に倒産した企業の差し押さえをやって担保物件を取っていく、税金の肩がわり、いろんな社会保険料の肩がわり等々で銀行と国が先に取っていく、下請はそれを取れない、それで連鎖倒産するという例が非常に多くなっておりますので、この下請債権、特にその中に含まれる労働者部分の労働債権というものをぜひこの機会に優先債権にさせるということをやらないと、幾ら今までのようなことをやられても連鎖倒産はなくならないということを
先ほど申し上げましたように、極左暴力集団の構成員も学生部分から次第に労働者部分が多くなったわけであります。したがって、みずから給与を取っている者が構成員である、その大きな部分を占めているということであります。したがいまして、そのカンパをし得る余地、力があるわけであります。
ちょうど第二次安保当時、四十五年前後でございますが、あのころの極左の構成を見ておりますと、ほぼ学生が七、それから労働者部分が三という割合でございました。まさに学生中心の組織といった印象でございました。
それから、最近の極左の資金源でございますけれども、これは若干実態が違っておりまして、さっき申し上げましたように、大まかに見て半分以上が労働者部分でございますから、これからカンパと称して吸い上げをいたします。毎月の月給からも吸い上げますし、ボーナス等からは大変な率で吸い上げるわけでございますが、これの実態はなかなかむずかしいわけでございます。
それから、学生とそれ以外の者の比率ということでございますけれども、これもさっき申し上げたようなことでなかなかむずかしいわけでございますが、実態としては、現在も学生活動家であったり、労働者であってもかつては学生活動家であった者が多いと思いますけれども、いまの身分でとらえますと、学生よりは労働者部分の方がふえております。
やかなころのこういう各セクトは、いずれも学生が多くの比率を占めておりまして、八割、九割は学生で、学生以外の者が一割とか二割とかでありましたが、今日では、学生がおおむね五五%ぐらいで、あとの四五%は学生でない者が入っておると、これは学生、年とって学生でなくなった者、あるいは大学生でなくて、高校生がいきなりこれに入った者、そのまま年をとっておるとかというようなことでありまして、簡単に申しますと学生と労働者部分
それで、今回の逮捕者を見ましても、現在わかっておる者で仕分けをしましても、学生と労働者の割合がほぼそういう感じということで見ておりますが、そういうことにしますと、未判明の部分にも当然労働者部分が出てまいりますので、その中には国家公務員あるいは地方公務員、公社の職員が含まれておることは当然考えられると、こういうふうに判断しております。
したがいまして、この極左暴力集団は、最近の構成を見ますと学生部分と、学生OBといいますか、大学生なり高校生から直ちに入っていま職を持っておる、簡単に申しますと労働者部分とから成り立っておりますが、昔と違いまして、ただいまは労働者部分が大変多くなりまして、全体として見ますと、セクトによって違いますけれども、私たちの見るところでは四対六ぐらいで、六ぐらいが労働者部分、こういうふうに考えております。
〔理事三木忠雄君退席、委員長着席〕 もちろん三里塚につきましては援農という形で、若干のいわゆる物の形で、生活に必要な物を援農の代償として得るということでやっておる分もございますけれども、一番大きなものは、ただいま申し上げましたように、労働者部分からのカンパという名称による吸い上げと、こういうように思います。
したがいまして、労働者部分の、ことに全逓と限った形で見てまいりますと、大変把握しがたい実態でございまして、本件につきましても、被疑者の氏名等は残念ながらわかっておりません。
それからもう一つ、少し問題が違うかもしれませんが、今日おそらく労働問題の中で一番関心を呼んでおられない単純労働者の部分でありますが、単純労働者の部分をよく考えてみますと、これは何というか自営業の中からそういう労働者部分が——これは漁業についてもそうでありますし、農業についてもそういう傾向がありますし、また商業については一そう顕著な状態でありますが、そういうところにたくさんのそういう単純労働者というようなものが