1968-05-08 第58回国会 衆議院 文教委員会 第15号
そこで、きょういままでわれわれの委員会席におられた、終戦直後労働大臣をしておられた加藤さんの話もあるのですが、労働基準法を制定するときに、労働法制審議会、こういうのが昭和二十一年、労使公益の三者構成で設置をされまして、そして基準法の原案についていろいろ討議をして、案をまとめて答申をしたわけです。むろん当時はGHQとの関係もありましたが、そういうふうになっておるわけです。
そこで、きょういままでわれわれの委員会席におられた、終戦直後労働大臣をしておられた加藤さんの話もあるのですが、労働基準法を制定するときに、労働法制審議会、こういうのが昭和二十一年、労使公益の三者構成で設置をされまして、そして基準法の原案についていろいろ討議をして、案をまとめて答申をしたわけです。むろん当時はGHQとの関係もありましたが、そういうふうになっておるわけです。
○菊川孝夫君 いや、私の承知しておるのでは、この労働法制審議会ではすベてこういうものは複雑過ぎるし、余り効果はないからやめようというふうに、時期尚早という意見のようにあの何は読んだんですけれども、この点は又あとで調べましてもう一遍お尋ねすることにいたします。
○菊川孝夫君 この点につきましては労働法制審議会ですか、あすこでもまあ時期尚早だから、こんな七面倒臭いものを作つては現状に合わないという結論が、これは満場一致で出されたように私は承わつておるのですが、あの会議録を調べてみますと、そういうふうな結論のように思えますが、これなんかはあのほかの問題で意見の一致しなかつた点も相当政府は肚を据えて出しておられるのでありますが、こういうふうにまあ時期尚早だという
○国務大臣(吉武惠市君) 労働法制審議会では、公労法については、この単位制はこのまま残したほうがいいであろうという御意見であつたろうと思います。民間についてまでこれをやろうという意見についてはまだ時期尚早であろう、こういうことであります。
労働問題介入を許す結果になつておること、第三番には健全な労働運動を妨げること、第四番目には單位制度が労働の責任観を稀薄にすること、第五番目には單位制度が複雑で理解がなかなか困難であり、勢い法理論に終始して、紛争の直接且つ早期解決に支障を與えること、こういう事情からいつて、單位制度につきましては單に労働者のみならず、先般労政局がアンケートいたしましたときに資本家側も一致して時期尚早であるという結論を出し、労働法制審議会
今度の書簡に、二月十六日の書簡に対して回答がなかつたということでございますが、当時は労働法につきましてもまだ労働法制審議会に諮問中でございまして、政府は具体的の内容を持つていなかつたのであります。従いましていろいろの御意見はございましたけれども、労働法制審議会の答申並びにそれに基いて政府の具体的な案がきまりませんければ、返事のしようがございませんから、今日まで延期したのであります。
労働法制審議会にかかつている途中であります。併し日本の労働組合のほうでは昨年の暮から労働法三法、それから公企法或いはゼネスト禁止法といつたものを国際的に働きかけて行つたのであります。従つて国際自由労連も抽象的なる題目を取上げて抗議をされているものだと私は思うのでありまして、内容を見てこれが我々の考えと違つているという意味の私は抗議ではなかつたと思う。
○国務大臣(吉武惠市君) 実は最初労働法制審議会の意見を聞くときに、今お話のように政府が案を立てましてそれを基にして意見を聞くという方法もございます。そしてその聞いた上で最後の案を立てるという方法もありましたが、私としては最初に政府の案は示さないで、フリーで実は労働法制審議会の意見の答申を求めたわけであります。
併し大体労働法制審議会の過程で使用者側の意見も労働者側の意見も出盡しておりますから、私どもは見通しは付けておりますけれども、併しまあ政府の作りました案につきましては一応やはり御意見を聞いたほうがよかろう。かように存じております。
○国務大臣(吉武惠市君) 大体はもう労働法制審議会の審議の過程で意見は殆んど見えております。従いましてそれを参考にいたしまして政府案というものを作つてそれによつて意見を聞きます。
ただ、ただいま労働法制審議会において、せつかく労働法規の改正について案を練つているようであります。われわれといたしましては、この結果を見た上で考慮いたしたいと考えておるのでありまして、今すぐ出すというようなことを申し上げる段階には至つておりません。
細かい具体的な問題は別にしまして、この労働三法ができ上りました経過、労働法制審議会等で各方面の権威者を寄せて、それによつて三法ができて来た、こういうような経過から考えて、又現在の情勢からは非常な民主的な方法でこの三法が改正されなければ一般の国民なり労働者なりの納得を得難いというふうな社会事情からも考えて、この改正の手段を今伝えられるように政令審議会の意見と労働者の事務当局の案と、そういうふうなものででき
(拍手) 労働法規の改正問題が過去一、二年來しばしば話題になつてきましたが、吉田内閣は、去る一月の総選挙に大勝するや、余勢をかつて一氣に日経過を中心にする資本家團体の労働法規改惡運動と呼應して、突如として二月十四日、労働法制審議会その他各方面の意見を徴することなく、一部官僚の手によつて労働省第一次試案をでつち上げ、無謀にも國会を押し切ろうとする積極的態度をもつて、今第五國会における予算案とともに、
○山花委員 その場合に、労働法制審議会のような機関がなくなつておればやむを得ませんが、たとえば地方公務員法をつくる場合、あるいは教職員公務員法をつくる場合に、教職員の組合の代表者、もしくは地方自治労連というような組織の代表者を入れて、協議して來るべき法律をつくるというふうにお考えになつておるかどうか、それとも人事院と関係筋との折衝によつてのみ、この法律を立案される意思であるかどうか、この点について御答弁願
○山花委員 こういう法律の立案については、民主的につくつて行きたいのはお互いの持つ念願でありますが、せんだつての御答弁を聞いておりますと、人事委員会と関係筋との協議云々ということを答弁なすつたと記憶しておるのでありますが、從來の労働法制審議会というのば今残つておるかどうか、もしそれを残つておるとすれば、こういう機関とも協議して次の法律をつくる意思があるかどうか、これをひとつ御答弁願いたいと思います。
こういう立法上の沿革を持つておりまして、日本においても最初労働組合法が労働法制審議会において審議されまするときに、資本家側の代表者の諸君がそのことを主張されたのであります。 最初の草案の中には当時労働組合側から松岡君や西尾君が出ておりましたが、少数で敗れまして、そうして資本家側の意見が多数を占めて、そうしてそういう草案になつたのであります。