1998-05-06 第142回国会 衆議院 労働委員会 第12号
深夜労働の問題については、今日までに私も専門委員会ですか、看護職員の確保法案のときの委員会の委員として参加した経験もございますので、また深夜労働というものの研究もこれまで労働医学の分野でやってきたこともございますので、この問題について、少しそういう経験を踏まえて質疑をしてみたいと思うのです。
深夜労働の問題については、今日までに私も専門委員会ですか、看護職員の確保法案のときの委員会の委員として参加した経験もございますので、また深夜労働というものの研究もこれまで労働医学の分野でやってきたこともございますので、この問題について、少しそういう経験を踏まえて質疑をしてみたいと思うのです。
ここで私は、労働医学を専門にしてきた手前、やや形式的な定年延長とかそういうものについて、もう少しフレキシブルに考える必要があるのではないかという見解を持つ者でございます。
このような考え方でやっていくと、人間というのは不注意をする動物だというふうに、私は医学を、特に産業医学、労働医学を専門にしてきておりますので、不注意をする動物なので、その観点に立って、ミスをしても事故が起こらないように、人間は不注意をする動物ですから、その不注意をしても事故が起こらないようにというフェールセーフという考え方、あるいはそういう不注意が起こらないように対策を前もって講じてしまうというふうな
時間がないから一々やりとりをするのはやめますが、私も労働医学を長いこと研究してきたものですから、夜勤労働というのは非生理的なものであるというふうに一応理解されております。
○太田(芳)政府委員 これも、一九九二年にドイツの連邦裁判所が、ドイツの労働時間法における女性の深夜労働、これは二十時から六時までですが、この禁止規定につきまして、男性に比し女性はその体質上深夜業によるダメージをより強く受けるという仮説というものは労働医学的には証明されていない、むしろ深夜労働は基本的にすべての人間に有害であるということ、また、女性は深夜労働によるダメージが強いという調査は、女性が夜間
そういうことを研究していらっしゃる労働医学の先生は別として、そこがやはり労働者の非常に役に立っていたところではないかというふうに思うわけですが、この労災病院の事業に関連して、そうした研究体制というものは非常に重要だと思うんです。これは今労災病院との関係ではここの事業の中に位置づけられておるのか、別途何か考えておられるのか、そこについてちょっとお尋ねをしたいんです。
ところが、審査会の医師の中に、労働医学、産業医学、要するに仕事との関係で健康問題を究明していく、そういう医者、これは産業衛生学会という学会に所属している医師がたくさんおりますが、その医師がほとんど入っておりません。
変形労働時間制は、生体のリズムを崩して健康障害をもたらすというふうなことで反対している労働医学の権威も多いわけでございますが、衆議院の修正によりまして、殊に三カ月単位の変形労働時間制につきましては、労働大臣が中央労働基準審議会の意見を聞いて一日の労働時間の限度、一週間の限度、また連続労働日数の限度というものをお決めになる命令をお出しになることができるというふうになりまして、一歩前進と思うわけでございますが
この電子番号案内台の導入に先立ちましてモデルルームを実用的に設置しまして、二年間にわたりまして労働医学の面とか人間工学の面での調査を行ってまいりました。その結果に基づきましてVDT機器及び作業環境の改善を行ったり、作業者並びに管理者等に十分な労働衛生上の訓練、教育を行ってまいったところでございます。
そうすると、ちょうどもう半日休みですね、ウォーミングアップに充てることができる、こういうのが私の労働医学の立場の研究から出てきた。疲労は真ん中にもう一回ありますよ。本当は水曜も半ドンがいいんですね。月曜半ドン、水曜半ドン、土曜半ドンというと全部半ドンになってしまいそうだから、そこまでは高桑も提案いたしません。月曜半ドンというのはいいんじゃないかというふうな気がいたします。
○岡部説明員 ただいま先生からいろいろ労働医学的側面のお話があったわけでございます。私どもといたしましても、どのような医学的なアプローチをするのがいいのかということは、本問題に限りませず、たとえば深夜業の問題とかいろいろな最近出てまいります問題につきまして、頭を痛めているような次第でございます。
○岡部説明員 先生御指摘のとおり、現在、ドライバーの問題に限りませず、ほかのたとえば交代制労働あるいは深夜業等々につきまして、労働医学的な解明が急務となっております。したがいまして、そういう大きな研究の一環といたしまして、御指摘の点につきましても、研究者の方々と相談をしながら、さらに深めてまいりたいというふうに考えます。
私どもこれらの結果と、それから民間企業における同種の動向あるいはその他の公共的機関における同様の問題についても参考にしながら、産科学あるいは労働医学の専門家の意見等も踏まえまして検討を続けてきているところでございます。 なお、公務における婦人問題、いま先生が御指摘ございましたようにいろいろ問題がございますので、それらの一環という点もございます。
○政府委員(佐野文一郎君) これも実際にどのように進んでいくかというのはこれからのことでございますけれども、考えられることとしては、御指摘のように環境医学なり、あるいは労働医学等の行政関係、あるいは公衆衛生、予防医学、そういった分野の行政の関係の方々、そういう人々がこの修士で勉強をしようということを考えることは十分予想されることだと思います。
私は、これは健康の問題だ、健康の問題だとおっしゃるから、一体健康の問題というのは化学物質なりいろんな大地からの汚染物質がどういうふうな形で影響するかというのが、このハッチの産業労働医学の話ですけれども、この医学の立場で果たして類推していいのかどうかもわかりませんよ。わかりませんが、少なくともこの図ぐらいで一遍議論をしておく必要があるだろうと思って一応出してきたのです。
環境の問題というのは、労働医学と違いまして、労働というのは大体相当強健な人がやっておられる。環境の問題というのは、長官みたいに体の強い人ばかりでなくて、体の弱い人も皆やらなければならないという問題もあるでしょうけれども、一体ここで環境基準というものを決めるときには、あるいはいろいろな基準を決めるときには、恐らくこういうふうなカーブになるだろうと思うのです。
年齢と労働医学といいますか、そういうものとの関係を考えてみて、ここに新聞に出ておりますことが検討されているという言い方をされながら、そういうふうにもし引き下げるような、お互いに足の引っ張り合いをしながら日本の社会保障制度というものを考えるような姿勢は許されるべきではない、こういうふうにも思うわけでありますが、その参考資料として以上の数字を申し上げて、その考えている方向というものについてお聞きをしておきたい
○丸茂国務大臣 ただいまお尋ねの白ろう病のうんちくということですが、全くうんちくには自信がございませんが、労働医学方面では大きな重点目標として研究しておるようです。先ほど私がちょっと触れましたが、私も門外漢で余り詳しくないのですが、振動がああいうふうなかっこうで生理的、病理的な影響を起こす、その原因が何だという、その原因探求にまだ十分なものがないらしいですね。
今回の場合は、特に六価クロムの問題に発しまして、いろいろ医学的な、また労働医学的な立場から、あるいは労災、職業病、公害または環境破壊、この面について聞きたい、こう思って皆さんを煩わしておる次第であります。これはいろいろと私自身の誤解もあると思いますから、遠慮なしにひとつ御指摘願いたいのであります。
これも京大の労働医学研究所のほうで何しますと、人間の許容限度は百十五ホンまでが限度だそうでございまして、だからそれをひどいときには百四十ホン、しかも御承知のとおり、トンネルの中は幾らでも反響しますから、それが何倍にもなってはね返ってくるというような全く殺人的な作業であります。
○小沢説明員 先生のお手元にございますプロジェクトチーム答申の中で、先生が御指摘になりましたのは、「発症要因」の第二章のところだと思いますが、一〇ページの第三章に「対策」という項がございまして、この中には、次のページあたりに「作業内容の検討」とか「疲労回復のための労働医学的検討」、作業形態、作業設備、作業環境、そういうふうなことが相当力を入れて書かれてございますが、私たちはそうした対策にのっとりまして
○寺前委員 それで、あそこの病院に研究所があって、あるグループの職員たちが書いた「労働医学課研究年報」というのが英文で出ているのですが、それを見ると、その中にこういうことが書いてあるのですよ。「そのような肺ガンの増加は十五年以上のガス作業経験者のグループの中で観察される」ということが、この中に書いてあるのですよ。