1964-04-03 第46回国会 衆議院 内閣委員会 第18号
労働ダンピングですよ。運転者にダンピングをしいて、労働強化です。さらにまた経営者は、新車の更新をおくらす、整備もおくれてくる、厚生施設もできなくなる、このことが、自動車事故を起こしているじゃないですか。私は、今日官紀が弛緩しているとかいうような問題以外に、こういう暴政から実におそるべき惨事が頻発いたしておるということを考えなければいかない。この事故の大きな責任は政府にあるんですよ。
労働ダンピングですよ。運転者にダンピングをしいて、労働強化です。さらにまた経営者は、新車の更新をおくらす、整備もおくれてくる、厚生施設もできなくなる、このことが、自動車事故を起こしているじゃないですか。私は、今日官紀が弛緩しているとかいうような問題以外に、こういう暴政から実におそるべき惨事が頻発いたしておるということを考えなければいかない。この事故の大きな責任は政府にあるんですよ。
この燃料費の上ることを考えずに、昨年運輸省の指導のもとに業界は経営の合理化に向って進み、ことに労働ダンピングを是正しなければならぬ、企業健全化の中心はいわゆる運転手の待遇改善であるという指導のもとに、業界も積極的に待遇改善に乗り出し、さらにこれが厚生施設に進んでいるやさきに、この燃料費の値上りが来たのでありまして、業界は経営が非常に苦しい。
結局車両を食い、運転手を食い、そうして赤字経営を続けておるというタクシー、ハイヤーの苦しい状態でありまして、労働基準法の二交代制さえもこれを実行するということは、会社側においても、また労働者の現在の状態においては、労働者自体においても非常に困難だということを言わざるを得ない経営状態に追い込んで、そうして労働過剰、労働ダンピング、料金ダンピング、さらに車のダンピング、車を食うていくという経済状態に追い
はた又、日本の労働スト規制法を出したがために、世界労働会議その他において、日本に対する誤解が、即ちダンピング、労働ダンピングというような誤解が起るであろうという御心配でありますが、これは断じて私はないと思います。委細の経過は、労働会議における経過を御覧になりましたらわかると思います。その他は所管大臣から……。 〔堀眞琴君発言の許可を求む〕
これは要するに日本の加工労働であつて、これが労働ダンピングとなり、消費購買先たるところの後進諸国を軍国主義をもつて侵略した原因である、なぜそうなつたか。つまり日本は他国から輸入する資源に対して輸出する資源がなかつたということが、そういう結果をもたらしておるのであります。経済白書はどこに重点を置いたかというと、その点を力説している。われわれも同感である。
こういう実情の上に立つて、諸外国が今日本のカルテルを許すという法律を見ますならば、そらまた低賃金による労働ダンピングが始まるのじやないかという印象を受けることは当然であります。そういうことのなかつた諸外国と比べて、外国ではやつておりますが大丈夫でございます、こういう御返事はあまりにも日本の特殊的な地位を無視したお答えであつて、この点について実情をもつとよく見ていただくことをお願いをいたします。
例えて言えば、日本の人口の過剰は、やがては労働ダンピングになつてくるのではないだろうか。或いは国際マーケツトにおけるところの、輸出入品におけるところの、いわゆる生産コストの競争になつて来るのではないだろうか、こういうような面において、海外の各国は日本の人口過剰というものに対して、非常なる関心を持つておると思うのであります。
ゆえに日本の労銀が安いから労働ダンピング、労力ダンピングになるだろうというようなことよりも、むしろイギリス等におきましては戦争中に起つたいわゆるアトロシテイの問題が問題になつておるので、労働人口過剰、低賃金から来る圧迫というよりも、この低賃金から来るダンピングは、国際労働関係その他において多くいろいろ方法を講じております。
一番大きな問題は人口を如何に吸収するかという問題でありますが、この点につきましては、日本の資源との関係、又日本の産業構造との関係、只今お話のごとく貿易の振興と、今総理からお答がございましたが、いわゆる労働ダンピングにならないようにやらなくてはいかんということのお話がありましたが、これは只今の総理のお話のごとく、日本の現在の状況から行けば、労働ダンピングということはあり得ないと思います。
○宇田(耕)委員 日本がガツトへ入れないという重要な日本の弱点としてあげられているのは、日本が労働ダンピングをやるのだ、日本の労働条件が世界的のレベルに行つていないのだということです。それを世界的に認識せしめるチヤンスはILO大会を竹本に開くということにあるのだろうと思われます。
決して昔のように労働ダンピングはできません。これはむしろ企業施設の改善に深く考えを集中してコストを引下げる、そして国際的に対抗して行く、こういうことでなければならぬと思います。こういう一、二例をあげてお答えにかえます。
現在中國から、日本の紡績工場の賃金が安いために労働ダンピングするから、ああいう状態になるのだから、將來日本の纎維製品の輸入はお断りすると、昨年一本釘が差されております。以上の項目が只今の政府の政策として特に成るべく早く改革しなければならないところと私は考えております。