1952-06-12 第13回国会 衆議院 通商産業委員会 第52号
従いまして中小企業におきましては、労使相ともどもに経営の振興に努力いたさなければならない、かように存ずるのであります。しかしてそのような考え方から行きますと、経営の伸張もあるいは経常の衰退も、相ともぐに労使がこれを味わわなければならない関係にございます。
従いまして中小企業におきましては、労使相ともどもに経営の振興に努力いたさなければならない、かように存ずるのであります。しかしてそのような考え方から行きますと、経営の伸張もあるいは経常の衰退も、相ともぐに労使がこれを味わわなければならない関係にございます。
たとえば山本さんの方のゴム関係につきましても、私どもの地繊部会へ加入をしておる工場がございますが、先だつてのゴム工業の危機に対しては、他の工場は年々賃金の値上げをはかつておるというような事態におきましても、賃金は最小限度に切下げを無理にやるという中から危機を乗り越えて、ようやく昨年の夏に労使相ともどもに協議の結果賃金を値上げすることができた、その間二年半に及んで賃金の値上げもやらなかつた、むしろその