1964-12-17 第47回国会 衆議院 法務委員会 第5号 「ところが、徳本は神戸拘置所にいた三十二年九月上旬、自分と人相、体格、年齢がそっくりの運送店員A(二九)と同室になり、問いただした結果、問題の自動車強盗はAと仲間の自動車助手B(一八)C(二七)の三人組の犯行で、自分がAと間違えられたらしいと疑うようになった。」その徳本は病気で保釈、出所すると、神戸市生田区の大塚義一私立探偵に真犯人の捜査を頼む一方、三十六年七月十四日神戸弁護士会に助けを求めた。 志賀義雄