1981-05-07 第94回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第7号
この格差構造というものがあり、そして現在一つの山でもつぶれるならば、百万トンクラスですと、千八百万トン、二千万トン水準で百万トンがつぶれるということは五%近くつぶれるということですから、長期政策においてかなりそごを来すということで、結局は、こういう形を続けていきますと最劣等炭鉱、最劣等企業をいかに救済するかという問題に終始せざるを得なくなってくる。
この格差構造というものがあり、そして現在一つの山でもつぶれるならば、百万トンクラスですと、千八百万トン、二千万トン水準で百万トンがつぶれるということは五%近くつぶれるということですから、長期政策においてかなりそごを来すということで、結局は、こういう形を続けていきますと最劣等炭鉱、最劣等企業をいかに救済するかという問題に終始せざるを得なくなってくる。
価格をある程度維持して、そして再生産可能であり、かつ二千万トンを維持するという方向を打ち出す場合に、その価格とは、結局は最劣等炭鉱の価格にならざるを得ないという構造になっていると思うのです。