1956-12-06 第25回国会 参議院 文教委員会 第7号
もしかりに自分の子供を受け持って、日ごろ親も尊敬し、子供も尊敬しているその先生が、学校の中で二十位という、席順をかりにきめられたとしたら、これは明らかに劣等教員というレッテルを張られているものです。教員自身の勤務意欲というものがそのこと自体によって欠けていく。
もしかりに自分の子供を受け持って、日ごろ親も尊敬し、子供も尊敬しているその先生が、学校の中で二十位という、席順をかりにきめられたとしたら、これは明らかに劣等教員というレッテルを張られているものです。教員自身の勤務意欲というものがそのこと自体によって欠けていく。
この意味において優良教員、劣等教員いずれであるかということは、現今においては遺憾ながら教員待遇問題によつて決するものと思うのであります。文部大臣はこの待遇問題についていかなるお考えを有しておられまするか、これをまず承りたい。