2004-11-10 第161回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号
予算がどんどん削減されていっているにもかかわらず、核融合研究においては世界のトップを走り続けている、あるいは加速器研究においてはアメリカとしのぎを削っている、さらには、五十年後を見据えて、放射性廃棄物の処理技術というものも開発をしていると、例を挙げれば切りはないわけなんですけれども、私は、現場の皆さんの気概というものに大きな感銘を受けて戻ってまいりました。
予算がどんどん削減されていっているにもかかわらず、核融合研究においては世界のトップを走り続けている、あるいは加速器研究においてはアメリカとしのぎを削っている、さらには、五十年後を見据えて、放射性廃棄物の処理技術というものも開発をしていると、例を挙げれば切りはないわけなんですけれども、私は、現場の皆さんの気概というものに大きな感銘を受けて戻ってまいりました。
次に、新たな知を切り開く基礎研究を推進するため、その中心となる国立大学、大学共同利用機関の法人化に向けて万全の対応を取るとともに、ニュートリノ研究、加速器研究、天文学研究、南極地域観測等の国際水準の独創的、先端的な研究を進めてまいります。さらに、競争的資金の拡充や国立大学等施設緊急整備五か年計画の着実な実施、最先端の計測分析技術・機器の開発といった研究開発基盤の整備に一層の取組をしてまいります。
次に、新たな知を切り開く基礎研究を推進するため、その中心となる国立大学、大学共同利用機関の法人化に向けて万全の対応をとるとともに、ニュートリノ研究、加速器研究、天文学研究、南極地域観測等の国際水準の独創的、先端的な研究を進めてまいります。
そこで、今後のニュートリノの研究への支援についてでありますが、スーパーカミオカンデの観測実験であるとか、これをさらに推進するとか、高エネルギー加速器研究機構、これは筑波にあるんですが、加速器研究機構と共同で実施しているニュートリノ振動実験という、人工的につくったニュートリノの観測実験を推進してまいりたいと考えております。
科学研究費補助金などの研究費の大幅な拡充、それから大学の研究施設・設備の改善、それから学術情報についてのその基盤の整備充実、それから卓越した研究拠点、全体としての学術研究のレベルを上げると同時に世界的に通用する研究の拠点を形成していくというふうな点での努力、それから若手研究者の養成、確保、それから天文学研究や加速器研究、それから宇宙科学等の基礎研究の重点的な推進というふうなこと、それから大学と産業界
加速器研究を入れると数百億、五百億以上になるのじゃないか。一つの大学の管理能力をもう越えてしまうという心配があると思うのであります。しかし、大学の研究で日本の研究が発達をしたという歴史があるので、大学から研究を離した場合に、さらに進歩するかどうかという疑問は残っておる。