1949-05-27 第5回国会 参議院 本会議 第36号
然るにも拘わらず十二万人を整理せんとしておることは、五月十四日に我が党の政調会主催の定員法案説明会において、加賀山長官は婉曲に今回の首切政策は失敗するということを事前に認めている。
然るにも拘わらず十二万人を整理せんとしておることは、五月十四日に我が党の政調会主催の定員法案説明会において、加賀山長官は婉曲に今回の首切政策は失敗するということを事前に認めている。
然るにも拘わらず、十二万名を整理せんとしておることは、五月十四日、我が社会党政調会主催の定員法案説明会では、加賀山長官は婉曲に、今回の首切り政策は失敗であるということを事前に認めておりまして、若しこれを強行するごときこととなれば、電車区において送電事務に重大な支障を來し、或いは通過列車監視の削減、中間駅、信号係の減員、巡察員の廃止、外勤運轉係の廃止等を結果し、今日すでに路線の荒廃はその極に達し、國鉄
五月十四日、社会党政調会主催の定員法案説明会では、加賀山長官は婉曲に今回の首切り政策は失敗であることを事前に認めておるのでございます。これについて思い出すことは、第一次世界大戰の直後において、ドイツの交通大臣であるドルプ・ミユラー氏は、ドイツの國鉄の人員整理について、首切りの秘訣はここにあるといつて述べておる。
私達がこの問題につきましてこの間加賀山長官に会いまして一体できるつもりか、できるかどうか最後の肚を伺いましたところが、俺はやれるだけやろう、そういうふうに答える外ない、こういうことを言つております。当局の責任者はやれるだけやろうでよいか知れないが、現場で実際に機関車のレギュレターを握り、或いは車の傷をハンマーで叩いて檢査をする我々の氣になれば、やるだけやろうでは済まされない。
今まで質問を申し上げましたけれども、加賀山長官の御答弁は非常に抽象的でございまして、とうていこれでは納得が行きかねるのでございます。私どもとして当局に要求いたしました資料も、昨日ようやく資材局長から届きましたような状態でございます。
○田中(堯)委員 柄澤委員からすでに一度触れた問題ですが、運輸当局としては、明らかに最初には旅客運賃はすえ置く、どうしても上げなければならぬのなら、貨物運賃を引上げるという御方針に、明らかに本委員会に対して加賀山長官その他の政府委員の方々からも漏れておるのであります。
ところが只今加賀山長官から申上げましたごとく、鉄道は独立採算制ということになりまして、いわゆる経済九原則に徹するために最も高い、最も能率よく車輛を廻し、又一番安い輸送区域をみずから選択する、こういうようなことになつております。又配炭公團におきましても予算の関係上できるだけプールされておる運賃を節約しなければならないということに相成つております。
只今加賀山長官が説明いたしましたごとく、鉄道においても非常な合理化といいますか、相当プラスチックな合理化を図られておるようであります。又運営会におきましても、本年の補給金が丁度やはり六十五億、多少最後に賃上げに使いましたので六十二億程度と見ておりますが、それを本年やはり六十二、三億で上げようというのであります。
○丹羽五郎君 先つき加賀山長官のお話で、貨物運賃は上げられないというお話ですが、ここはよく了承したのですが、大体加賀山官庁の御意見の中に、私少しく不満な点があるのです、と申上げるのは、今日鉄道は相当機帆船、海運業において運搬をやるために、非常に助けられておる。
さらに無賃乘車券につきましては、本委員会において速記をとらないで質問いたしましたときに、鉄道総局の加賀山長官からは非常に不誠意なるところの答弁があつたのでありまして、この点は委員長として非常に遺憾に考えておつたのであります。
○山名義芳君 重ねてお伺いいたしたいのでありますが、先般も関係代表者が陳情に参りまして、加賀山長官から承りましたときに、鉄材がはなはだ不足だ、それがために鉄橋やレールが簡單に敷かれない、こういうような御答弁も承つたのでありますが、万一鉄材等の問題で赤穗まで着手願われなければ、あるいは赤穗から日生、岡山間にかけての路盤だけを人的に着手してもらうくらいな予算は、おとり願われないでしようか。
ここで加賀山長官が幸いおいでになつておりますが、いずれこれは大臣に尋ねる問題でありますが、まず直接当局者である加賀山君の御意見を承りたいと思うのは、この度の鉄道の機構改革が、いわゆるマッカーサー元帥の書面に基いた勧告案である、ところで公共企業体としては適当なる方法を、つまり取れと、こういう意味に我々は解釈しておるのでありますが、御承知のように公共企業体として、独立採算制を確保するということについては
○佐々木(更)委員 加賀山長官のお答えによりますると、労働省とも十分お打合せをしたということでありますから、このことにつきましては、政府がどういうようなお打合せの上にこういう法案ができたか。現在の運輸、労働両相に、これらの問題について見解の相違があるかないか。山川局長の御答弁では非常に縣隔がありまするが、いずれこのことにつきましては、吉田総理大臣並びに労働大臣をお呼びしてひとつ承りたいと思います。
○成田委員 ただいまの加賀山長官の御説明で、大体了承いたしたのでありますが、女子、年少者を酷使する意図はないということよりも、法律の解釈上からいたしまして、当然女子、年少者には三十三條は適用がないのだと私どもは了解しておりますが、そう了解してさしつかえありませんか。
それについて先般私はここで三木局長のことを取上げて申し上げたのでありますが、あまりに三木局長や加賀山長官が事実に相違していることを言つたから、実はいなかから人を呼ん來て、この下で待たしてあるので、本委員会に出席さして弁明させようと思つている。それはいなかの火災のことでありますが、鉄道の原因によつて、目拔きの場所が三百数戸燒かれてしまつた。
而も又この状態を以て行なつたならば、必ず將來において、鉄道の一番重大である正確及び迅速、安全という見地から逆行したような程度の下に、いわゆる労働の強化と保安度の低下の下に、今回のダイヤ改正ということは施行せられつつある、その状態に鑑みて、先ず根本的な対策を作らないと、將來輸送関係において重大なる事態が起るであろうということを、本委員は警告したわけでありまするが、当時の責任者である加賀山長官は、そういう
こういうことに私は鉄道の自分の内部のことにできるだけの手を打つて、國民に愬うることが必要だ、かように考えて、過日加賀山長官に私はこの鉄道の廣告問題を持ち出した折に、それは僅かな数字であると、要するに僅かな数字が、塵が積つて山となるがごとく、僅かな数字に留意をしてやつて行くならば、相当に私は鉄道の赤字を埋めて行くこともできよう、かように考ております。
いまするけれども、ただ今回は前から御答弁を申し上げておりますように、インフレの抑制から、物價を相当低い水準で抑えなければならぬという必要から、貨物運賃の方は相当抑制せられまして、三・五倍になつた——その欠陷を旅客運賃で補うという考えでは決してないのでありますけれども、あまり大きな赤字になるまするということは、また一般の國民全部の方方に相当租税等の負担も値わなければならないという関係も考慮いたしまして、先ほど加賀山長官
さいわうに大臣がお見えになつておりますから、前日御質問申し上げて、加賀山長官から大体御答弁を得たのでありますが、多少明確を欠く点もありまするので、さらに大臣からお答えを願いたいと思うのであります。 外郭團体の交通公社に拂う切符の手数料であります。これが昭和二十二年度に約八千万円も出しております。今度運賃値上げなれば、おそらく三、四億の金に相なるだろうと思う。
○岡田國務大臣 重井さんの御質問は大分多岐にわたつておりますので、あとから、加賀山長官からもお答えしてもらいますが、まず收入の面の御質問に関連して、ただいま鉄道が運動を展開しております貨草産み出し運動その他の点について、労働強化の方向に進むのではないかという御質問であります。