まだまだ将来的には、軍人恩給につきましては、普通恩給それから普通扶助料の算出率の特例措置の改善を図っていただきたいとか、旧軍人一時恩給を受けた者に対しまして、一時恩給控除を撤廃して普通恩給及び普通扶助料の改善を図っていただきたい、あるいはまた、加算率等についても見直しをして普通恩給あるいは普通扶助料の改善を図っていただきたい、こういう将来に残された課題もまだまだあるわけでございます。
導入したものでございますが、このような抑留の実態を踏まえまして、戦後、昭和四十年の時点で新たな加算制度を設けるということの是非を含めて種々検討いたしました結果、抑留期間というものは公務員としての勤務期間そのものではございませんが、その勤務の延長とも見られる特殊な期間であること、それからその間非常に御苦労されたということもありますので、恩給制度上の特例的な措置といたしまして、辺陬・不健康地加算年の加算率等
○和田政府委員 先生のお気持ちよくわかるわけでございますが、抑留加算を創設いたしました昭和四十年に、抑留の各地の実態、従前の恩給の加算制度との権衡等を考慮いたしました結果、従前の恩給の辺陬・不健康地加算の加算率等を考慮して決めるのが適当であるという結論で、抑留期間の一月につき一月ということにいたしたわけでございまして、ある抑留につきましてはこれをふやすという、抑留の実態に応じて差をつけるということまでは
十年目の給付が四分の一というふうに私記憶いたしておりますが、加算率等も大体この制度と同じ程度でありますので、まあ掛金が高くなることと、年限が延びること、これは明らかに非常に不満である、そういう都市が北九州の五都市にしても、あるいは大阪周辺の都市、私自身実は東京市の十二年の年金を持っておるのですが、これはきのう計算をちょっとしてもらったんですけれども、加算率が四十分の一ですか、加算率が一番よい年金なんですが
ございますが、加算率等におきましては、同じように百五十分の一というのもございますが、また加算率が、百五十分の一に対しまして、百分の一・五とか一・二とか、あるいは一・七というようなことに相なっておりまして、大体しさいに検討いたしますると、大部分のものが政令の基準を上回っているところではないかというふうに考えております。
従って、その観点から、少くともこの共済組合の中で行う退職年金につきましては、恩給と同様な程度のものに、給付の内容及び加算率等におきましても同様のものに改善すべきである。こういう見解が基礎になって、この退職年金の改正を暫定的にも今日する必要があると、こういうことでございます。
私どもは、高校教員の大多数が、前歴計算、学歴差による初任給の決定、恩給法の加算率等におきまして、従来より不遇の立場に置かれていた点につきましては、これを認めるにやぶさかではないのであります。かかる事態の抜本的な解決については、我が国の教育民主化の観点から極めて急を要するものであるということを考えているのであります。然るにこの法律案では何ら根本的な解決がなされていないのであります。
ことに、昭和二十三年の給与切りかえにあたりまして、生活給を基幹とする切りかえにより、前歴計算、学歴差による初任給の設定等、並びに恩給法の加算率等において、著しく民間経歴等の多い高等教職員及び学歴の高い高等教職員が冷遇の悲運に際会したことは、これは認めるのであります。