1996-06-04 第136回国会 衆議院 厚生委員会 第24号
○山本参考人 御記憶していただきたいと思うのですが、今話している八三年というのは、加熱製品が承認される前の開発段階の話でございます。
○山本参考人 御記憶していただきたいと思うのですが、今話している八三年というのは、加熱製品が承認される前の開発段階の話でございます。
ただいまの御質問ですが、トラベノール社としましては、大変早い時期から、詳しく申し上げますと七〇年代の後半から、加熱製品の開発に始まりまして日本への紹介その他、特に役所関係、厚生省へのアプローチ、これは一九八〇年から差し上げておりました。 それで、八三年まで、いろいろな折衝が大変何回も行われまして、厚生省との間では技術的な問題に関してのやりとりもございました。
○山本参考人 この六月の時点の説明会というのは、厚生省からの、特に生物製剤課からの要請に伴って私ども参ったわけでございまして、全面的に、新製品、加熱製品を説明したり、加熱製品の特徴、そして申請につながる直接的なミーティングだというふうには解釈しておりません。
ただ、先ほど申し上げましたように、加熱の研究は相当進めておりまして、その間に加熱製品を、薬事法上の俗語で申しますと一部変更、一変と言っておりますが、一部変更で国内でやることはできないかというようなことを厚生省に打診したという話も、これも申しわけないのですが、私、当時は記憶しておりませんで、最近の情報で知ったわけでございますが、そういう事実もございまして、決して、そういう加熱製品の上市をおくらせるとか
したがって、十分な加熱製品を提供するためには少し余分に原料血漿を輸入する必要があったのだろう。これは私、記憶ではございませんで、今からはそう考えられるという意味で御答弁申し上げるわけでございます。
しかも、こういうことでできるだけ加熱製品を早く上市したいというような場合には、ウイルスの不活化を行えば当然それは加熱製品として使えるわけでございますから、回収した製品をさらに加熱処理してできるだけ有効に使うことができるようにということは、その当時としては医療のためにプラスになるという判断をいたしておりました。