2021-05-27 第204回国会 参議院 外交防衛委員会 第14号
○国務大臣(茂木敏充君) 日本として、確かに私も小学校の頃は加工貿易立国であるとかそういう言葉を習ってきたと思うんですが、貿易がこれからも重要であることは変わりないと思っておりますが、同時に、海外で実際に物を作ると、現地生産をすると、これ極めて重要でありまして、例えば、日米の貿易交渉をやっているときも、確かに日米の間で貿易赤字あるかもしれないと、ドイツとの間もそうかもしれないと。
○国務大臣(茂木敏充君) 日本として、確かに私も小学校の頃は加工貿易立国であるとかそういう言葉を習ってきたと思うんですが、貿易がこれからも重要であることは変わりないと思っておりますが、同時に、海外で実際に物を作ると、現地生産をすると、これ極めて重要でありまして、例えば、日米の貿易交渉をやっているときも、確かに日米の間で貿易赤字あるかもしれないと、ドイツとの間もそうかもしれないと。
もう一つなんですが、私が子供の頃、大臣とは年代がちょっと違いますけれども、まあ大体似たようなもので、小学校の教科書に、日本は加工貿易の国だということが書かれておりました。資源の乏しい国だから、海外から資源を輸入して、それを加工して海外に売っていくんだということでありましたけれども。
○国務大臣(茂木敏充君) 比較優位を生かした経済活動を支えるのは自由貿易体制でありまして、我々、小学校の頃、日本というのは天然資源に乏しいと、ですからそういった天然資源を海外から輸入して、それを製品にして海外に輸出する加工貿易立国であると、こういったことを小学校だったか中学校の教科書でかなりそのことは強調されていたと思いますが、日本が目覚ましい経済成長を遂げることができたのはこの自由貿易体制のおかげであると
それで、小学校のとき加工貿易立国だというふうなことを習ったと言ったら、多分世代間で分かれてしまうと思います。僕ら知りませんという方が出てくると思います。自由貿易が続きます限り、今申し上げた、大臣が御説明いただいたような比較優位に基づく貿易産業構造が形成されます。比較優位のある産業は時代とともに変わります。
当時、学生中心の反対運動で大騒動となりましたが、安保改定によって我が国の外交・安全保障の基軸が定まり、我が国は安心して軽武装、加工貿易立国を目指す経済成長優先の政策にかじを切り、世界第二位、今は第三位ですが、の経済大国となりました。 その安保も、非対称的双務性からトランプ大統領が不平等だと言及し、多くの米国世論も批判的です。
という意味では、やはりそういうところはしっかりわかるような形でメッセージを発信していただきたいと思いますし、もちろん、この国は加工貿易の国でもございますから、この分野でもそうなんだよ、結果として、国内の事業者、業者がしっかりもうけられるんだよ、これはこれで悪いことではないというふうにも思いますけれども、そうはいいながらも、やはり、今回、輸出額の伸びがどれだけ農林漁業者にとってプラスになっているんだというようなところがしっかりと
○柳田稔君 日本という国は、僕は学校で、加工貿易の国だと、原料を輸入して加工して輸出して成り立っている国だと。まあ今でも多分そうだと思うんですね。 そういうことにいろいろと悪い面も出てくるとなったときに、企業としては縮小か撤退せざるを得なくなりますよね、場合によっては、余りにも大きな負担が来ると。そうすると、この日本という国からその企業というか産業がなくなって、品物がなくなってしまう。
第二次世界大戦後に目を向ければ、海外から原料を輸入し、付加価値をつけて製品を輸出し、そこから利益を上げる加工貿易で高度な経済成長を遂げたことからも、海外との自由な貿易が我が国の発展に大きく寄与していることは紛れもない事実です。
特に、日本は加工貿易立国でありますので、そんな中、アメリカを中心として今発信されております自由貿易への懐疑であったり、また保護主義の台頭、こういったものが進む状況においては、やはり保護主義に対抗していく、そして、アジア太平洋地域の自由貿易であったり、また、場合によっては手段としてメガFTAを力強く主張するなど、そういった牽引役を担っていく、そういった気概も今の日本の外交の中では必要なんじゃないかなと
この一枚目の資料の下の方を見ていただいてもわかるんですけれども、赤いところに、貿易収支の黒字のもとでは、資源輸入それから加工貿易型の日本は、法人税率の引き下げによって、この流れは比較優位、効果大なんじゃないかなと。というのは、この今突きつけているところにしっかり、アメリカがこうやってWTOに突きつけている、これに、流れに乗っていくようなことをしてもいいんじゃないかなというふうに感じるんです。
しかも、その加工品の原料の三割が輸入されているというんですから、やはり農産物の輸出についても加工貿易だな、こういうことであります。 しかし、最大の問題は、自給率三九%の日本が輸出で農業を伸ばすんだと言っても、これはもう世界のお笑い物だというふうに考えざるを得ないと思うんですね。
かつて加工貿易立国と言われているころは、これが、ある意味、一体化していた。すなわち、製造業の大企業が潤えば、そこに下請の製造業が地方にもたくさんいて、そして、我が国で働く人の半数以上がこのグローバルとローカルの経済の一体化したものに入っていた。
戦後、日本は、原料を輸入し付加価値を高めて輸出するという加工貿易立国を目指し、鉄、造船、自動車、電機を基幹産業として高度成長を実現してきました。確かに、経済大国になり、物質的には豊かになりました。しかし一方で、人に対する思いやり、助け合い、血縁、地域の縁、職場の縁というきずなを大切にするという日本の良さが失われ、都市と地方、大企業と中小企業、正社員と非正規社員など、格差が拡大しました。
これは自分の私見なんですけれども、今回、質問をつくるに当たって思ったんですけれども、加工貿易をずっとやってきて、資源だとかエネルギーも含めて日本に入れて、そこで最初は、猿まねというのはちょっと語弊がある言い方かもしれませんけれども、技術供与を、ヨーロッパからもらったりアメリカからもらったりして、いろいろな製品をつくってきたんだと思うんですね。
ただ、日本の限られた国土の中で、一億三千万人にきちっとおなかいっぱい御飯を食べさせるにはどうすればいいのかというのが、加工貿易から来た知財を温めていこうという考え方。これから先も、人口が減っていったとしても、やはり世界の競争の中で伍していかなければならないという考え方であれば、やはり大切にしていかなければならないんじゃないかと思っています。
この後、円安の影響もありまして、輸出も実際にはふえているんですが、それ以上に、日本は加工貿易の国ですから、輸入する原材料が高騰、円安の関係で高くなりまして、その関係もありまして、大幅な貿易赤字がその後どんどん広がっているわけです。
我々子供のとき、日本は加工貿易だ、貿易で外貨を稼いで日本は食っているんだということを口酸っぱく教師から教えられたという記憶がありますが、もはや今、その構造自体が成り立たないようになっていると。
これはよくある比較で、よく言われていることでございますが、加工貿易、輸出で日本は頑張っているといいながら、実は、その国の経済規模に比較して、例えばお隣の韓国やドイツなどと比べても、輸出の割合というのは対GDP比で相当小さいということがよく言われます。
そういう意味では、同じく海外のマーケットに向けて製造業を中心に展開しているような、加工貿易立国的な共通点というのは多々あると思うんですが、もう御案内のように、ドイツ経済はヨーロッパの中でも比較的堅調さを保っているということを含めていえば、我が国が過剰規制であるということは全く当を得ていないというふうに私どもは認識をしております。
そういった中で、これまでの日本においては、加工貿易を行ってものづくりをしてものづくり大国となってきたわけでございます。しかしながら、このモデルというのは今は非常に厳しい状況にあるのかなというふうに私自身は感じております。 自動車とか家電とかそういったメーカー、技術的には中国、韓国といったところにほぼほぼ追いつかれております。
そして三つ目、委員御指摘いただいた加工貿易立国、こういったことと関連しますと、これからも日本は、製造業であったりとかサービス産業を強くして、この貿易立国としての立場は堅持していきたいと思っています。 しかし、同時に今、サプライチェーンが国際化をしていく。そして、これから日本としてクール・ジャパンの戦略を打ち出す、さらにはインフラ・システム輸出も図っていく。まさに海外に対して投資をする。
ただ、トータルに考えたときに、日本のような加工貿易立国ですよ、そういった国が、どっちがある意味では楽なのか。そうはいっても、各国に逆にインフレを輸出するような話であってはいけない。もちろん、国内の中でのいわゆる標準的なレート、その話に落ちつかないとだめなんですね。 今総理に、為替レートは幾らぐらいが適正かなんということは聞いてもお答えにならないと思います。