1985-02-23 第102回国会 衆議院 予算委員会 第17号
○矢山委員 御答弁のとおりなら、私はみんなにわかるように加工原材料米とした方がいいと思うのですね、加工原料米とか。他用途といってもいろんな用途がありますからね、これは。酒に使う用途もあろうし、えさに使う用途もあろうしね。何できちっと加工原料米と、こういうふうに規定しなかったのか、不思議でしょうがないのですがね。これはどういうことなんですか。
○矢山委員 御答弁のとおりなら、私はみんなにわかるように加工原材料米とした方がいいと思うのですね、加工原料米とか。他用途といってもいろんな用途がありますからね、これは。酒に使う用途もあろうし、えさに使う用途もあろうしね。何できちっと加工原料米と、こういうふうに規定しなかったのか、不思議でしょうがないのですがね。これはどういうことなんですか。
きょうはこのことには触れませんが、具体的な問題としてお尋ねしたい一つは、主食については今後一切輸入はしないということが確認されて、いわゆる完全自給を今後も保証するということなのですが、ただし、加工原材料米については、何かニュアンスとしては、今までのやりとりから輸入もあり得るというニュアンスを感ずるわけです。
それから他用途米の主食への転用により不足となることになります加工原材料米につきましては、農業団体が自助努力によって農家保有米等を集荷して確保すると。それからこの加工原材料用米の確保につきましては、他用途米として集荷いたしますものと、自助努力によって集荷されますものとを合わせて、農業団体の言っておりますように、最低限二十万玄米トンを集めていただきたい。
○国務大臣(山村新治郎君) 御存じのとおりに、他用途利用米は国内生産で可能なものはできるだけ国内生産で賄うという方針で、加工原材料米を確保すべく農業団体の御理解も得ながらここに三期対策の一環として出てきたわけでございます。
○国務大臣(山村新治郎君) これは御存じのとおり、加工原材料米を生産者と流通者との間で自主的な取り組みにより、国内産で提供するということになったわけでございまして、農業団体の意見も聞いた上でこれは導入された制度でもございます。何とか御協力をいただいて、加工原材料用の米がなくならないようにしていただきたいと思っております。
この第二次の過剰米の処理につきましては、五十年産米から五十三年産米について、配給の米に使用する数量を超えた過剰在庫の米約六百五十万トンと聞いておりますけれども、この過剰米については昭和五十四年から五十八年の五カ年にかけて一定の計画のもとに加工原材料米あるいは飼料米その他食糧以外の用途に売り渡しをする、また輸出を目的として売り渡す方法で処理をする、このように決めたわけであります。
○駒谷委員 もう一点お伺いをいたしますが、現在在庫が二十万トンある、その二十万トンの中で約十万トン近くはいわゆる五十三年産米の臭素の問題で使用ができないだろう、したがって加工原材料米としては大体十万トンぐらいが使用可能ではないか、そしてこれから先のいわゆる需要の問題等考えて韓国米を十五万トン入れる、そういう合意をしたというお話でございますけれども、この過剰米処理の残っている中で、在庫が二十万トンという
ずっと本委員会で各委員から、韓国米の緊急輸入の問題、あるいはこの輸入される米十五万トンが本当に加工原材料米のみに使用されるのかどうか、いろいろと質疑がございました。
しかし、他用途利用米、これはあくまでも加工原材料米を外国から輸入しないために他用途利用米をお願いしておるわけでございますし、また、米は基本といたしましてこれは過剰ということでございますので、いわゆる水田利用再編対策、これがなくなりますれば恐らく食管制度というものもおかしくなってきてしまうのじゃないかと思います。
○国務大臣(山村新治郎君) 加工原材料米につきましては、これは他用途米をもってこれに充てるということになっております。少なくとも第三期対策が順調にいきますならば、これはもう絶対に輸入はないというぐあいに考えております。
今回の事態は、加工原材料米の臭素残留問題が起こしたものでございますけれども、しかし今後とも、米の安定的供給に必要な予算の確保には全力を挙げてまいります。
○山村国務大臣 今回の五十三年産米の安全性に関連して加工原材料米を韓国から現物返還してもらうということで、関係機関、そしてまた国民の皆さんに多大の不安、混乱を起こしましたことはまことに遺憾であるというぐあいに考えております。