2016-11-17 第192回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
日本の生乳生産量、昨年でありますけれども、七百四十万トン、全国の過半数になる三百九十万トンが北海道から飲用乳と乳製品用に、加工乳用に出荷されているわけであります。これが、自由に出荷する、あるいは高いところに売れということであれば、本州に持っていけば飲用乳は百十五円で売れるわけです。
日本の生乳生産量、昨年でありますけれども、七百四十万トン、全国の過半数になる三百九十万トンが北海道から飲用乳と乳製品用に、加工乳用に出荷されているわけであります。これが、自由に出荷する、あるいは高いところに売れということであれば、本州に持っていけば飲用乳は百十五円で売れるわけです。
なお、このような物価対策という観点もございましたので、この加工乳用の還元材料といたしましてのバターなり脱粉なりにつきましては、事業団からの売り渡しに際しまして、飲用乳メーカーが優先的に入手をできますように、飲用乳メーカーに限定をいたしまして一般競争入札を行なうという措置をとったわけでございます。なお、この三八加工乳はまだ現実には発売をされておりません。
○政府委員(桧垣徳太郎君) 同じ県内におきましても、統計調査部の調査では、出荷組合単位に主として加工乳用向けに販売をしておるもの、それから主として飲用向けに販売をしておるものとに分けて、一件ごとに集計をしたものではなく、加工用、飲用乳というのをただいままで申し上げましたような定義で分けて扱っておるのでございます。
それを都道府県単位にすでに飲用乳用あるいは加工乳用として取引が行なわれて、全部の生乳をその地域においては乳業者のところに帰してから、それを今度は消費地帯に送乳して、そして飲用牛乳に供給するというようなことは、これは制度上からいっても体制上からいっても、欠点があるわけですね。