1986-10-06 第107回国会 参議院 予算委員会 第1号
また、愛媛県青果農業協同組合連合会の西村専務理事は、円高により中近東向け加工ジュースやカナダ、アメリカ向け生ミカン輸出が減少し、苦慮している。生産者みずから、甘えを持たず、輸出の維持拡大に努めているが、アメリカ大陸と愛媛県の果樹農業では営農規模が比較にならず、市場開放自由化は死活問題であると述べられておりました。
また、愛媛県青果農業協同組合連合会の西村専務理事は、円高により中近東向け加工ジュースやカナダ、アメリカ向け生ミカン輸出が減少し、苦慮している。生産者みずから、甘えを持たず、輸出の維持拡大に努めているが、アメリカ大陸と愛媛県の果樹農業では営農規模が比較にならず、市場開放自由化は死活問題であると述べられておりました。
そのときに私も政府におねだりしたりお願いして二万トン、加工、ジュースに回した。そのことによって十五年前みたいに山や川に捨てないで済んだこと、私、非常によかったと思っております。五十八年産のリンゴみたいだったらリンゴも指定しなければなりませんか。
国内のミカン適正消費量は年間ほぼ三百万トン、うち百万トンは加工ジュース、二百万トンが生果の適正消費量と推定される。生果の消費量は今日米国の二倍に達し、もはや限界と思われる。今後はジュース等加工品の消費に期待せざるを得ないが、この折に日米農産物交渉でオレンジ、果汁の急激な輸入拡大がされることになったことは大きな打激である。
こういったことで計画出荷を進めるということと、さらにはまた、需要の拡大にも資しますと同時に、生果の価格の安定にも資することになりまする加工ジュース、かん詰め等の加工対策、これを強力に進めてまいりたい。そういうことで、従来以上に生産、出荷、加工面の対策を拡充いたしたいということで、来年度におきましては予算措置等も大幅にふやしたいということで施策を進めているわけでございます。
また、そういうふうなことから従来加工ジュースはフロリダがいわゆるしにせといいますか中心なんですね。
落葉のブドウ、桃等はむしろもう少し力を入れていく、こういうことになっておりますだけに、あるいは加工ジュースの問題にしても、いまお話しのように、特に需要増ということを見込んで対策を立てるということでありますから、私は自由化のワクの拡大というものについても、今回の果樹基本方針を見てみますると、これまで以上に自由化のワクの拡大というものをすべき余地がなくなっておる、なくするという政策意図のもとにこういう方針
われわれといたしまして、ミカン需要の動向というものは、最近の生産期間につきましても相当前進出荷といいますか、わせミカンも早く出てくるようになりましたし、また流通出荷というような過程でも、平均出荷という形で相当貯蔵期間も長くなっておりますし、また加工ジュースの問題等もありまして、そういう加工部門に振り向けられるものも相当あるということで、単に生食だけの需要増のみならず、加工用の需要増も見込みまして、今回