2000-05-09 第147回国会 参議院 交通・情報通信委員会 第15号
この試験では、レールの塗油の有無、あるいは車輪の輪重差の大きさといった設定条件を幾つか変えながら、あるいは惰行運転、力行運転など、そういう条件を変えて八つの走行パターンで測定を行いまして、合計で六十一回の試験走行を実施いたしました。 この現地試験の結果、車両のいわゆる左右の輪重差や車輪とレールの間の摩擦係数が大きいという場合には脱線係数が大きくなるということが確認されております。
この試験では、レールの塗油の有無、あるいは車輪の輪重差の大きさといった設定条件を幾つか変えながら、あるいは惰行運転、力行運転など、そういう条件を変えて八つの走行パターンで測定を行いまして、合計で六十一回の試験走行を実施いたしました。 この現地試験の結果、車両のいわゆる左右の輪重差や車輪とレールの間の摩擦係数が大きいという場合には脱線係数が大きくなるということが確認されております。
十時十五分ごろでございますけれども、東北新幹線の大宮—小山駅間で「やまびこ」の一七B列車、一七号でございますが、これが百七十キロで力行運転中に、戸閉め表示装置が運転台で減灯したということを運転士が認めまして、非常停止手配をとっております。その直後に非常ブザーが鳴りまして、また第三ユニットの異常を知らせる表示灯が点灯したということを認めております。
原因は土砂崩壊に乗り上げたということでございますが、当時の時速は七十八キロで力行運転中でございまして、先生御承知かと思いますけれども、船岡トンネルというトンネルがございまして、その入り口の上部から土砂が崩壊いたしまして、それに乗り上げまして、機関車二両がトンネルの中の壁にぶつかるような形でぶつかりまして、機関車二両脱線それから貨物列車四両が全軸脱線いたしました。
昨日・五月十七日十七時四十三分、新幹線の静岡−三島間におきまして、岡山発の東京行の第68A、ひかり68号、現車十六両をもちまして静岡駅を定時に通過いたしまして、時速約二百キロの力行運転中に、東京起点百三十キロ五百メートル、静岡から三十七キロ東京に寄ったほうでございまして、行政区画は静岡県吉原市内でございます。
重傷三名、軽傷二十六名、計二十九名の負傷ということに相なりまして、この状況はここにかいつまんで書いてございますが、八一二D列車が豊沼という駅を三分三十秒おくれて通過をいたしまして、奈井江の駅にそのままおくれを持ち込みまして到着する予定でございましたところ、この気動車の運転士は時刻表の確認を欠きまして、同駅を通過と誤認をいたしまして、九十キロの速度で力行運転をいたしまして、この駅を通過進行したわけでございます
第二三A列車、新横浜駅を定通し、時速百九十五キロの力行運転中に電車運転士が二十メートル前方に電車線の垂下を発見し急停止手配をとりたるも及ばず電車の前頭部に接地し火花を発生約二千七百メートル行き過ぎて停止した。この事故により、下り電車線が断線、約四百−五百メートルにわたり垂下し、電車線の一部が上り線を支障したため上り線の送電を停止した。なお、列車は各パンタグラフを破損前途運転不能となった。
言いかえますれば、勾配を上りますときの力行運転中の空転度というふうな事柄、また勾配を下りますときはブレーキをかげながら下るのでございますが、そのブレーキをかげながら下りますときの滑走というふうな事柄、こういうことが起きないということが一つの条件でございます。