1976-08-25 第77回国会 衆議院 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第25号
ところが、臨時国会が開かれたらこれは劈頭解散になるんじゃないかなんというような危惧の念を持っておる、そういう観測をしておる人も党内には非常に多い。私はそういうことはあり得ないじゃないか。先ほど大平大蔵大臣も申されましたが、現実の問題としてもあり得ない。また、総理の感触としてもあり得ない。しかし、何が起こるかわからぬよ、こういうような空気が非常に多いのですよ。
ところが、臨時国会が開かれたらこれは劈頭解散になるんじゃないかなんというような危惧の念を持っておる、そういう観測をしておる人も党内には非常に多い。私はそういうことはあり得ないじゃないか。先ほど大平大蔵大臣も申されましたが、現実の問題としてもあり得ない。また、総理の感触としてもあり得ない。しかし、何が起こるかわからぬよ、こういうような空気が非常に多いのですよ。
「委員会の廃止に続いて講和条約発効後、一八〇日間の有効期間を有する公益事業令は昭和二七年一〇月失効し、その有効化に関する新たな法案も、第十四国会の劈頭解散にあい、電気事業行政に空白期間が生じ、電力行政史上に空前の事態が」生じたというふうに、まあ、ある。
ただ、ただいま鳩山首相の答弁によりまして、ともかくも国会再開劈頭解散、三月初旬選挙終了、こういういわゆる三派の共同声明は天の声だ、これだけのことは御明言を得てはつきりいたしたと思うのでございます。そうすると、ただいまの御答弁から考えまして、私はこう解釈をいたすのであります。
○津雲委員 その時期が、国会再開劈頭解散、三月上旬選挙、こういういわゆる選挙の時期がわが国現下の国情に照し、なお政治的に支障万般のことを考え、民主党としてもすべてのことを慎重に考えた結果、最善最良の時期であると御判断をなされたものと考えるがどうであるか。こういう意味であります。
○津雲委員 そうすると、もう一ぺん繰返しますが、鳩山総理大臣も民主党の諸君も、国会再開劈頭解散、三月上旬選挙終了ということがわが国情に照して最もいい時期である、最良最善の時期であると断じたに間違いないと思うのでありますが、そう解釈してよろしゆうございますか。
現在政局は三党首の共同声明にもありますように、一月の休会明け劈頭解散、おそくとも三月上旬に選挙をやる、こうなっております。そこで三月上旬の選挙だといたしますならば、その後国会が召集され、新内閣ができましても、事実上三十年度のNHKの予算というものは編成困難であります。
しかしながら現行法のままやるより、この改正法でやつた方がより一歩前進であるという角度の上において、一応これはのんで、そうして幸いか不幸かわかりませんが、劈頭解散がなくて、なお審議の余裕があれば、ただいま申し上げましたような点の改正をこの次にやるということを前提として、ひとつこの案はのむことにしていただきたい。
しかるに政府は、劈頭解散の武器をひつさげて、もつて國会を恫喝し、総理の施政方針演説をさえ頑として行わざる非民主的態度を持して臨んだのであります。公務員法の修正だけを行えば能事終れりとする考え方のもとに、ひたすら解散へ逃げ込こまんとする党利党略に汲々たるものがあつたのであります。
劈頭解散しないというのは、吉田内閣がのたれ死にする原因をつくつておる。それくらいなら、最初から引受けねばいい。やるくらいならば、劈頭解散すべきである。少数党でありますから、少数党である以上、吉田内閣の政策が通らないことは、あたりまえである。そんなことは、わかり切つておる。それなのに、こういうふうにひつかかつて來たのは、実に愚劣千万ものである。
しかるに、劈頭解散論であるとか、あるいはこの冒頭に施政方針の演説をやらぬ、しかしてかくのごとき混乱に陷らしむることに対しても、これは常に了解のもとにやらなければならぬと思うのでありますが、これはいかがであるか。かような点に関して御答弁をお伺いしたいと思うのであります。