1990-03-29 第118回国会 参議院 文教委員会 第1号
この法案の成立によって特殊法人国立劇場は、第二国立劇場、芸術文化基金等、事業分野が拡大いたしますが、理事会、評議員会のあり方はどうなるのかということをお尋ねいたします。
この法案の成立によって特殊法人国立劇場は、第二国立劇場、芸術文化基金等、事業分野が拡大いたしますが、理事会、評議員会のあり方はどうなるのかということをお尋ねいたします。
○中嶋委員 負担感が非常に薄いということなんですが、私は、大衆が劇場芸術に親しむ機会の持ち方がいまあまりにも不自然だと思うのです。たとえば、歌舞伎とかああいう大劇場が、まあ、赤字の月もあるが、黒字の月もある。何とかとんとんでやっておる。実際はもうほとんど無配状態。
○中嶋委員 失礼ですが、ちょっと聞き取りにくかったのですけれども、こういう状態のまま入場税というものが、いわば固定化していいとおっしゃったのか、やはり観客に劇場芸術に親しむ機会を多く与えるほうがいいというお考えなのか、もう一度、失礼ですが、伺いたい。
しかし、入場税に関しては、ギャンブル関係を除いた映画演劇関係、いわゆる劇場芸術関係の入場税というものがほとんど伸びがないと申しますか、増収がない。いわば映画演劇関係はマスコミその他では一見はなやかではあるけれども、劇場芸術に関する限りは非常に沈滞しておるということをあらわしておると思うのです。