1977-03-04 第80回国会 衆議院 予算委員会 第19号
○有島委員 文部大臣、未来を切り開いていく創造的英知を備えた日本人を育成する、そういうような御所信でいるように承っておりますけれども、生産第一主義というのはこういう側面もあるわけです。それはつくることはつくっていく、しかし後始末ができない、ほかにどんな影響があるかはお構いなしだ、こういう側面があるわけです。家庭でも、実は教材屋さんのいろいろな工作物をつくって、その切りくずで困っておるわけだ。
○有島委員 文部大臣、未来を切り開いていく創造的英知を備えた日本人を育成する、そういうような御所信でいるように承っておりますけれども、生産第一主義というのはこういう側面もあるわけです。それはつくることはつくっていく、しかし後始末ができない、ほかにどんな影響があるかはお構いなしだ、こういう側面があるわけです。家庭でも、実は教材屋さんのいろいろな工作物をつくって、その切りくずで困っておるわけだ。
資源に恵まれないわが国が、今後、幾多の試練を乗り越え、世界諸国との協調のもとに、発展を続け、世界の平和と繁栄に貢献していくためには、教育の普及充実と刷新に一段と努力を傾注し、未来を切り開く、創造的英知を備え、かつ、国際的視野に富んだ日本人の育成を図るとともに、新しい知見を開く基礎的科学研究の推進が何よりも大切であると確信いたします。
するとその前の、すなわち六行目から「資源に恵まれないわが国が、今後、幾多の試練を乗り越え、世界諸国との協調のもとに、発展を続け、世界の平和と繁栄に貢献していくためには、教育の普及充実と刷新に一段と努力を傾注し、未来を切り開く、創造的英知を備え、かつ、国際的視野に富んだ日本人の育成を図るとともに、新しい知見を開く基礎的科学研究の推進が何よりも大切であると確信いたします。」
資源に恵まれないわが国が、今後、幾多の試練を乗り越え、世界諸国との協調のもとに、発展を続け、世界の平和と繁栄に貢献していくためには、教育の普及充実と刷新に一段と努力を傾注し、未来を切り開く、創造的英知を備え、かつ、国際的視野に富んだ日本人の育成を図るとともに、新しい知識見解を開く基礎的科学研究の推進が何よりも大切であると確信いたします。
(拍手)このようにあまりにも保守的な態度こそ、人類の限りなき未来を直視し、創造的英知を結集して大学革新に取り組もうとする大学人、その他国民全般に失意と幻滅を与えるものといわなければならないのであります。
大臣がこの国会の初めに所信表明をなさいましたが、その前文にいろいろとその基本方針をお述べになっておりますが、その前文の後半に、「豊かでたくましい人間性と創造的英知を備えた日本人として、国際社会で積極的に活躍できる人間の育成をはかっていかなければならないと考えます。
わが国がこのような世界の進運に伍し、限りない未来にわたって発展を続けていくためには、教育の普及充実と刷新に一段と努力を傾注し、教育の量的普及に加えてその質的充実につとめ、豊かでたくましい人間性と創造的英知を備えた日本人として、国際社会で積極的に活躍できる人間の育成をはかっていかなければならないと考えます。
「豊かでたくましい人間性と創造的英知を備えた日本人として、国際社会で積極的に活躍できる人間の育成をはかって」いく、こういうような目標を掲げてあります。そこで大臣、所信表明に書いてございますいろいろな施策がそのとおりだとおっしゃればわからぬではありませんけれども、「教育の普及充実」、それから「刷新」、具体的に行政上どういうことをお考えになっておられるのか。
わが国がこのような世界の進運に伍し、限りない未来にわたって発展を続けていくためには、教育の普及充実と刷新に一段と努力を傾注し、教育の量的普及に加えてその質的充実につとめ、豊かでたくましい人間性と創造的英知を備えた日本人として、国際社会で積極的に活躍できる人間の育成をはかっていかなければならないと考えます。
○萩原幽香子君 大臣は御所信の中で、新しい時代の教育目標について、豊かな人間性と創造的英知を備える人間の育成だとお述べになりました。私も全く同感でございます。 ところで、その豊かな人間性も創造的英知も、その基礎はやはり幼児期につちかわれるものであるということを考えるわけでございますが、こういう考え方については、最近何びとも異論のないところだと考えるわけでございます。
そして、新しい時代の教育が目標とするところは、来たるべき社会に真の生きがいを見出し、豊かな人間性と創造的英知を備え、かつ広い国際的視野を持った人間の育成をはかることでなければなりません。また、」云々と、決意のほどをお述べになっておりました。
これは新しい時代だとか古い時代ではなくて、ここに述べております「真の生きがいを見出し、豊かな人間性と創造的英知を備え、かつ広い国際的視野を持った人間の育成」ということが、いつの時代でも考えておかなければならなかった問題だ、こう私は実は思うわけです。その点は、私は全く同感でございます。
真に社会に生きがいを見出すところの教育というものが、一体どうなければならないか、あるいは豊かな人間性、創造的英知を養うには、どういう教育が行なわれねばならないか。これは六・三・三であるとかいうような制度が、必ずしもそれを生かすというふうに私は受け取らないわけであります。しかし、制度の改革も必要でございましょう。
そして、新しい時代の教育が目標とするところは、来たるべき社会に真の生きがいを見出し、豊かな人間性と創造的英知を備え、かつ広い国際的視野を持った人間の育成をはかることでなければなりません。また、わが国の伝統を踏まえつつ、世界から評価され、人類の歴史に輝きをそえるような高い学術・文化の基盤を築くことを目指さなければならないと考えます。
そして、新しい時代の教育が目標とするところは、来たるべき社会に真の生きがいを見出し、豊かな人間性と創造的英知を備え、かつ広い国際的視野を持った人間の育成をはかることでなければなりません。また、わが国の伝統を踏まえつつ、世界から評価され、人類の歴史に輝きを添えるような高い学術・文化の基盤を築くことを目ざさなければならないと考えます。