1949-09-17 第5回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第6号
かかる無制限の免税に対してなされる宇一の重要なる反駁は、屡々そりが、贈與者又は彼の相続人が支配する慈善團体を創設することによつて濫用されてきたということである。かような手段によつて納税者は、それ相当の税を支拂わずに大なる財産に対する支配力を効果的に維持することができた。しかしながら、かかる濫用は、適当な防衞により防止し得るであろう。
かかる無制限の免税に対してなされる宇一の重要なる反駁は、屡々そりが、贈與者又は彼の相続人が支配する慈善團体を創設することによつて濫用されてきたということである。かような手段によつて納税者は、それ相当の税を支拂わずに大なる財産に対する支配力を効果的に維持することができた。しかしながら、かかる濫用は、適当な防衞により防止し得るであろう。
○説明員(大久保武雄君) 小泉委員の御質問がちよつと分りませんが、或いは海上保安廳が留置場を持たないという点を御指摘かも知れないと思つておりますが、実は海上保安廳が留置場を持つべきか否やということは、海上保安廳を創設いたしましたときから相当これは檢討いたしたのでございます。併し関係方面におきましてもいろいろな経費の節約その他からいたしまして、むしろ留置場はこれは持たない方がよかろう。
ただこれは初から私共の方といたしましても、未開拓地的なものについては都市計画としては都市に離れておるというようなことによりまして考えておらなかつたのでありますけれども、そういうようなところが將來都市計画として必要であるということになりますければ、仮に農地に自作農に創設されましてもこれは都市計画法によりまして都市計画としての措置をする、これはでき得る形に相成つておる次第であります。
○説明員(八嶋三郎君) 農地の問題につきまして殊に自作農創設という問題に関連いたしまして、実は農地と都市計画との問題につきまして地方におきましていろいろと御迷惑を及ぼしておりまする点につきましては、私共といたしましては誠に遺憾に存じておる次第であります。
從つて自作農を創設するという、働くものに土地を與えるというこの精神を貫く上において、分割が容易に行われるのであります。しかしながら漁業権そのものは、御承知の通り一定の海区を要するのであります。從つて個々に分割するということは、御承知の通り非常に困難であります。從つてこれを農地と同様にこまかく各漁業者に分割するということは、とうていできかねるのであります。この点が一番違う点の一つであります。
そういう関係もありまして、薪炭特別会計におきましては、昭和十五年薪炭会計ができまして、創設と同時に薪炭の会計というのは委託檢査にいたしております。そして事故はなかつたという報告を受けておつたのでございます。この委託檢査の範囲というものを全体について申し上げますと、これは主として最初は廳中物品、つまりこういうこまかい物品だけを委託檢査をいたしております。
薪炭特別会計の創設以来、会計檢査院はこの会計を檢査して参つたのでありますが、会計檢査院は毎月証拠書類というものを薪炭事務所から提出させております。それを書面檢査と申しております。もう一つは実地檢査をいたしております。これは実際に事務所に参つて檢査をいたすのであります。從來の沿革から申しますると、非常に人手も不足でありましたので、木炭事務所の実地檢査は從來は十分にはいたしておりませんでした。
そしてその懇談会を、動議によりまして漁民大会に切りかえまして、水産省の創設並びに漁区の拡張を懇請する決議を満場一致可決いたしておるのであります。 以上御報告を申し上げます。
これは明治三十三年でございましたか創設せられまして、一時綿織物につきましては大正十五年に非課税、そうして昭和十一年から復活された、そういう沿革的に申しますと未練がないこともないのであります。そうして又かく全廃いたしまするとメリヤス等の関係も出て参ります。従いまして織物消費税の全廃の問題につきましては物品税との調整も考えなければならないと思います。
今日新制大学の発足に当つて九億三千万円でしたか、という僅かの金で出発した、そうして地方を廻つて見ますると、殆んどその大学が開店したとはいうものの、実質的運営に極めて困難を生じておる、こういう現状において先程御説明を承ると、大学の方は費用というのは極めて特殊なものだけであつて、一般に訴えられておる創設に当つての不足というものを解消する何らの途を講じていない、而もこれは八十幾つでしたか、六十幾つの大学があるわけであります
二、災害に対する財政的負担の各年度における均衡をはかるとともに、融資に対する償還能力を持たせるため、各縣に災害基金特別会計制度を創設し、國庫よりも補助金を繰入れること、等の措置を考慮するとともに、根本的には、新財源の捻出等による正式な予算的裏づけをなす必要があると考えられるのであります。 以上、今回の調査に関し、派遣委員を代表して、御報告申し上げた次第であります。
海上保安廳は昨年の五月創設いたされたのでありますが、大きくわけまして二つの任務を持つております。その一つは海上における治安の維持の任務であります。他の一つは海上における航海の安全をはかるというこの二つの任務でございます。海上の治安維持の任務におきましては、不法入出國、密貿易の取締り、犯罪の予防、鎭圧、犯人の捜査逮捕、さらに暴動騒乱の予防鎭圧といつたような任務を持つております。
日本の警察機構は民衆に奉仕するものではなくして、政府当路者の野心達成のために創設されたものであるということが、はつきりと結論的につけ加えられておりまして、日本の警察のこれからの方向は、警察の民主化であり、地方分権化であるということをはつきりうたつておりまして、日本の現在の警察法はそれに從つてできておるのであります。
○森國務大臣 途中でありましたから、あるいはお答えにはずれてるかもしれぬと存じますが、御承知の木炭の特別会計は、十五年以来創設になつておるのでありまして、その間たな卸ろしができておらなかつた、現物等と照合ができなかつたということは、はなはだその処置を得ておらぬと考えるのであります。
災害復旧基金制度を設けますとともに、同時に各都道府縣におきましては、災害復旧基金特別会計を創設いたしまして、あとうならば國庫から補助を出すというぐらいにまでいたしまして、災害の防止についての措置を講ずる必要があるというふうに考えておりますので、この点つけ加えさしていただきまして、はなはだ簡単ではございまするが、御答弁を申し上げる次第でございます。
次には衆議院議員の選挙権の沿革を、一應明治二十二年の衆議院選挙法創設以来、おもな選挙法改正の大体の選挙権の要件等に関します條項を参考のために揚げておいたわけでありますから、御参考に願いたいと思います。
実はこの開発部については、開発部創設当時はまだ具体的に関係筋からアプルーヴアルは参つておりません。三十三箇地点のアプルーヴアルはたしか六月三日に参つた。
その結果としてどういうものが現われたかと言いますと、大体米が歩一合五勺というような劣等田がありまして、これをどうして今度の自作農創設にもつて行くかということを農地委員の柳川と私と永田の三名で協議をして、また大体農民の方からも意向を聞く、そうするとそういう劣等田はいらないという、それで農地委員長は非常に困惑しまして、縣の農地部の方へ出頭して取扱い方を照会したのです。
それから尚團体側の方から希望があれば、少年院法が創設になりましたので、希望者を募りまして、できるだけ國立少年院の方に收容するようにいたしました。又民間團体が即國立に直つたものについては原則的にその職員は國立少年院の職員に收容いたしております。
その顕著な例は六・三制とか、自治体警察の創設とかそういう新らしい仕事が行われて來ます。 それから第三番目に災害が非常に最近多いのでありまして、これは恐らく戰時中に濫伐いたしました山林或いは河川の改修等を怠つておつた結果だろうと思いますが、現在非常に多い。こういうことからしまして地方の歳出は余程窮屈になつて來ているのであります。
かかる現象は、何に起因するかと申すならば、農地改革によつて創設された零細な自作農に対する政府の新情勢に即応した新しい農業経営政策の貧困と農家経営を無視した不合理を主要食糧農産物の供出制度の強行とに困ることも尠くないのでありまして、我々の誠に寒心にたえざるところであります。
國防軍の創設を考える。これは皆國民について不安だから、信用を持たないからである、そこからこの暴力革命論が出ておるということは私は忘れてはならない。ここから嘘八百の暴力革命論が出ておるのであります。私はかくのごとき懲罰動議を出す草葉隆圓君その他の諸君は、御存じかどうだか知らないが、こういうことを増長させて行くこと、これは戰前のフアツシズム、軍國主義の途を開くものであります。
次に農業資産の相続者の点でありまするが、これは耕作及び農業に現に從事しておるところの共同相続人には、全部これを均等配分した持分については、一人の農業資産の相続者と認めるのでなく、農業者はこれを全部資産相続人として認める、そうしていわゆる非農家分に対しましてはこれはいろいろその農家がその土地を買えない、能力がない場合には、現行の農地調整法並びに自作農維持創設特別措置法を適用いたしまして、國家が買收してこれを