2014-05-20 第186回国会 参議院 内閣委員会 第15号
特に、研究成果の実用化の立場で検討する創薬支援ネットワーク協議会は、会議の内容が原則非公開とされています。しかも、その非公表措置が妥当か否かを点検する担保措置もありません。結局、総理が委員に任命した製薬業界の利益代表が検討過程を掌握する下で、国民の目が届かないところで医療戦略を決めることになります。 産業競争力会議や規制改革会議では、国民皆保険制度を崩す混合診療の拡大を議論しています。
特に、研究成果の実用化の立場で検討する創薬支援ネットワーク協議会は、会議の内容が原則非公開とされています。しかも、その非公表措置が妥当か否かを点検する担保措置もありません。結局、総理が委員に任命した製薬業界の利益代表が検討過程を掌握する下で、国民の目が届かないところで医療戦略を決めることになります。 産業競争力会議や規制改革会議では、国民皆保険制度を崩す混合診療の拡大を議論しています。
医薬基盤研究所におきましては、内閣官房が事務局を務めております創薬支援ネットワーク協議会、この場を通じまして、産業技術総合研究所、理化学研究所などの創薬支援機関などとの間で医薬品などの開発に係る意見交換などを適宜実施して、その連携に努めているところでございます。
情報開示については、戦略本部等の議事録、配付資料が非公開とされる可能性が大きく、かなめとなる創薬支援ネットワーク協議会の場合は、原則非公開となっていることも明らかになりました。 きょうは、製薬業界との関係についてただしたいと思います。 先日の質疑の中で、創薬支援ネットワーク協議会の中に日本製薬工業協会、製薬協の会長が入っていることを確認しました。
○中垣政府参考人 御指摘の図の中でございますと、先ほど申し上げました健康・医療戦略参与、それから次世代ヘルスケア産業協議会、それから創薬支援ネットワーク協議会、この部分には業界の代表の方という形で入っていらっしゃると思います。
○中垣政府参考人 ただいま御指摘のございました日本製薬工業協会の会長は、創薬支援ネットワーク協議会の構成員を委嘱されまして、また、健康・医療戦略参与にも任命されております。
○中垣政府参考人 創薬支援ネットワーク協議会については、企業の関係者が入っておったかどうかというのは……(佐々木(憲)委員「入っていますよ」と呼ぶ)済みません、ちょっと。 ただ、創薬協議会につきましては、基本的には、今、議長は私どもの室長が行っておりまして、あと関係各省、そういった機関、それから基盤研、産総研、理研の代表者、そういった方が入っております。
○佐々木(憲)委員 この推進本部のもとに健康・医療戦略推進会議というのがあって、そのもとに創薬支援ネットワーク協議会というのがありますね。ここが実際に基礎作業といいますか現実的な作業を行うということになると思うんですが、そうではありませんか。
私が聞いたのは、創薬支援ネットワーク協議会というのがありますね。これは、この推進本部のもとにつくられているわけです。その中に、今おっしゃったような医薬基盤研究所とかいろいろな研究機関、それから各省庁の担当の方々、さらに日本製薬工業協会の会長も入っていますね。したがって、関連業界からも参加をしているということははっきりしている。これは、政府のホームページを見れば出ているわけです。