1962-02-15 第40回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
昭和三十四年の秋のことでございまするが、米国の連邦準備銀行から、以降東京銀行引き受け手形を連銀の再割適格手形として取り扱うという通知を受けました。連銀からこの取り扱いを認められておるのは、米国の銀行でも一流銀行のみで、在米外銀ではきわめてその数が少ないのであります。
昭和三十四年の秋のことでございまするが、米国の連邦準備銀行から、以降東京銀行引き受け手形を連銀の再割適格手形として取り扱うという通知を受けました。連銀からこの取り扱いを認められておるのは、米国の銀行でも一流銀行のみで、在米外銀ではきわめてその数が少ないのであります。
○加藤正人君 次に大蔵大臣に伺いたいのでありますが、従来LCベースの輸出手形は、日銀の再割適格手形として優遇を受けておつたのであります。
先方から信用状が参りました場合に、これを、貿手を日銀の再割適格手形にいたしまして、現在では業者負担が六分九厘になる金利が設定されております。これも一般の国内の市中金利と比べますと非常に優遇された金利になつておるわけであります。なおプラント類につきましては、主として輸出入銀行のほうから金融を願うことになつております。この場合は今五分になつております。
これがいわゆる日銀別わくという制度でありまして、本来ならば再割適格手形のものでなければいかぬという線を、私が日本銀行総裁にもるるかつて話をいたしまして、中小企業の特殊性を認識せられまして、当時認められた。これがやがて興銀、勧銀にも認められるようになりまして、ただいま商工中金に十七億のいわゆる日銀別わくというものが来ておるのであります。
○油井賢太郎君 もう一つ追加して申上げたいのは、いわゆる日銀の再割適格手形というのがあるのですが、日本銀行でさえ再割をしてくれる手形の発行事業主であるならば、これはもう十分信用してもよいのじやないかというふうに一般では思いがちになるのですね。そのために大変な迷惑を及ぼすというような結果も又起きておるのですが、そういう点についてはもう当局としては、何もいわゆる監督とか何かはなさつていないのですか。