1947-10-02 第1回国会 衆議院 治安及び地方制度委員会 第19号
二重監督じやなしに、三重監督の弊を繰返す以外に何の根據がないとともに、これはただいま盛んにやつておられます知事の供出懇談會ですが、そこにおいて農林大臣が、自分の方の割當数量を殖やすため一つの論據としかならない。どちらも正確にならない。
二重監督じやなしに、三重監督の弊を繰返す以外に何の根據がないとともに、これはただいま盛んにやつておられます知事の供出懇談會ですが、そこにおいて農林大臣が、自分の方の割當数量を殖やすため一つの論據としかならない。どちらも正確にならない。
あくまで各地方の實情と、政府の考えておりまする数字との理解と納得の上に、大體割當数量をきめて、しかもその割當数量は強権發動することなく、農家の自主的供出にまつという建前は堅持しておるのであります。
從つて食糧管理法の附属法令として、政府に賣渡すべき数量はこの生産調整法で定まつたところの割當数量、またそれが變更された数量を、政府に賣渡すべし、こういうことになつております。その點を御説明いたしておきます。 それから罰則の點でありますが、なるほど作付をしない場合の罰則が三年、それから壱萬圓と書いてありますが、これは食糧管理法における供出の義務に對する罰則と同じものが書いてあるわけであります。
をさせられるのではないか、そうなつたのでは農民の増産意欲というものはなくなつてしまうのではないかというお尋ねでありますが、この法律をつくりましたのは、實は政府が國が必要とする一定の数量をつかむことを目的として、農民の生産意欲を高めるということに大きな目的をもつているのでありまして、今お尋ねのように作付割當をいたして、生産責任制をもつていただいて從つてそのときにはすでに供出割當がされておりますから、その供出割當数量
日本人の食糧自給努力について、世界はいろいろ日本に尋ねたい疑問をもつておるが、米、さつま芋に對する供出割當数量は、これらの多くの疑問に對する囘答になる。こういうことが出ております。そこで國際信用上片山總理大臣にお伺いするのでありますが、今度の麥やじやが芋の供出割當は、縱來にない最低基準で決定した事實があるのかないのか、ローン・ティー・ソンレイ氏の疑問は間違つているのか、願わくは間違つてありたい。
それからカーバイトに關しましては、電力の状況が非常にわるい關係上、生産が相當減退しておるという半面、さらにその品質が低下いたしておりまして、單なる割當数量だけではなくて、品質自體が落ちたことからよけい使わなければならぬという關係に相なつております。