1958-09-10 第29回国会 衆議院 大蔵委員会 第13号
まず第一に、御指摘をいただきました、外国映画の輸入割当について、外国系の商社に対して割当が多いではないかという点でございますが、これは、この方針におきましては、本年度の割当本数は、配給実績を考えないで、昨年度通りの本数を入れるということにいたしました。これは、配給実績を入れますと、どうしても外国映画社の入れます、ことにアメリカ映画の方に配給収入のウエートがかかりますので、それは本年はとらない。
まず第一に、御指摘をいただきました、外国映画の輸入割当について、外国系の商社に対して割当が多いではないかという点でございますが、これは、この方針におきましては、本年度の割当本数は、配給実績を考えないで、昨年度通りの本数を入れるということにいたしました。これは、配給実績を入れますと、どうしても外国映画社の入れます、ことにアメリカ映画の方に配給収入のウエートがかかりますので、それは本年はとらない。
○稻益説明員 お尋ねの外国映画の輸入方針、割当方式でございますが、簡単に申し上げますと、現状は、前年の割当本数と配給収入というものを七、三の割合で按分して出しまして、それで各業者別の割当をやっておるのであります。
最初に本年度の割当本数でございますが、大体これを三つの地域に分けております。まず基本割当と予備割当と二つがございますが、基本割当につきましては、ドル地域百二十二本、スターリング地域十六本、オープン・アカウント地域二十六本、計百六十四本が昭和三十年度の割当でございます。
それから現在の実績のやり方でありますが、これは過去の割当実績という意味ではございませんので、割当本数の実績ももちろん入りますが、それと前年中に上げた配給収入の実績、これとの比率、この両者の比率を足して二で割ったというのでややこしいのですが、割当本数の実績によると割当が固定化して、毎年十本の割当をもらった業者は毎年十本もらうということになりますので、その年の成績によって変っていくという方法をとっておるわけでございます