1984-04-12 第101回国会 衆議院 逓信委員会 第5号
○鈴木(強)委員 ちょっとここに新型のコードレスの特徴として、周波数の割り当て間隔をこれまでの二十五キロヘルツから十二・五キロヘルツに縮小する。それから複数、要するに四十五チャンネル、さっきちょっと出ました通話用チャンネルの中から空きチャンネルを選択して使用するマルチ・チャンネル・アクセス方式を採用する。それから別に用意された制御用チャンネルにより使用する通話チャンネルを自動的に設定。
○鈴木(強)委員 ちょっとここに新型のコードレスの特徴として、周波数の割り当て間隔をこれまでの二十五キロヘルツから十二・五キロヘルツに縮小する。それから複数、要するに四十五チャンネル、さっきちょっと出ました通話用チャンネルの中から空きチャンネルを選択して使用するマルチ・チャンネル・アクセス方式を採用する。それから別に用意された制御用チャンネルにより使用する通話チャンネルを自動的に設定。
主な理由といたしましては、周波数の割り当て間隔を狭めてチャンネルを多くすることが可能となったこと、従来VHF帯でないとできないと言われてきた移動無線通信がUHF帯でも可能になったなど、電気通信技術の格段の進歩をお挙げになっております。このVからUへの転換問題については、郵政省の重要な行政方針だったわけでして、国民にとってもこれは最大関心事であったわけですね。
国際的に伝播をいたす周波数であるだけに外国混信が非常に多い、これが従来非常に頭の痛い問題であったわけでございますけれども、先生御承知のように、昭和五十年に行われました長・中波放送に関する地域主管庁会議の中で、国によって異っておりました中波の周波数の割り当て間隔がそれまでばらばらでございましたけれども、これを九キロヘルツに統一するという結論が出まして、その結論に基づきまして周波数の一斉移行が世界的に来年
この会議におきまして得ました成果は、今後、ラジオの周波数の割り当ては、従来のように国あるいは地方によって周波数の割り当て間隔を変えるというのではなくて、世界的に九キロヘルツ置きにしようではないか。ただ、この際、南北アメリカ、第二地域が参加しておりませんでしたので、それは除いてございます。
しかし、先ほどNHKの方からも説明がございましたように、このような外国からのラジオ混信を何とかして排除しようということで、一昨年、実はジュネーブで国際会議が催されまして、その席上、技術的な問題としてどのようにすればこの混信が排除されるかということをいろいろ検討いたしました結果、周波数が各国の割り当てが違っていた場合には混信を受ける率が多いということで、周波数の割り当て間隔を九キロヘルツ置きということが
で周波数の次に、第二点としまして、周波数の割り当て間隔が九キロヘルツ間隔になったということから、ビート混信などによるFMのリザーブの必要がなくなったわけです。つまりFM用周波数というものは、放送大学用の全国一チャンネル分を確保しておきますと、後は割り当て可能の状況にあるんだということが言えるわけだと思います。