2016-04-26 第190回国会 衆議院 法務委員会厚生労働委員会連合審査会 第1号
あと、現状、不正行為で一番多いのが、賃金の不払い、割り増し賃金不払いでございますが、その金額等も勘案いたしますが、これらにつきましても、対応が悪質であるときには取り消しの対象になるかと思われます。
あと、現状、不正行為で一番多いのが、賃金の不払い、割り増し賃金不払いでございますが、その金額等も勘案いたしますが、これらにつきましても、対応が悪質であるときには取り消しの対象になるかと思われます。
外国人技能実習生に違法な長時間労働をさせたなどとして、岐阜労働基準監督署は三月二十二日、岐阜県の婦人子供服製造会社社長と岐阜市の技能実習生受け入れ事務コンサルタントを、最低賃金法と労働基準法(割り増し賃金不払いなど)に違反した疑いで逮捕した。技能実習生に対する労基法違反などでの逮捕は異例だ。
賃金不払い、割り増し賃金不払い、最低賃金不払いの事業場違反率を示していますが、労働安全衛生法と育児・介護休業法も重視していただきたい。利用者は重度化しており、介護リフトの活用や職員配置の増員が求められています。さらに、小規模施設では、一人夜勤であるために、労働安全衛生法で定められている休息時間をとることができません。そのための離職や体調不良が深刻な問題になっています。
それにしても、罰則が軽過ぎるじゃないかということでございますが、先ほどお話がございましたように、三十七条の割り増し賃金不払いでございますと六カ月以下の懲役または三十万以下の罰金ということでございますし、それから、賃金の不払いの二十四条でございますと三十万以下の罰金、こういうことになる。
割り増し賃金を払わなかったら、百十九条で三十七条違反の罪、割り増し賃金不払いの罪というのがちゃんと基準法に書いてあるんです。だから、割り増し賃金を払わないということ自体がこれが犯罪なんですというふうにこの基準法は書いているんですよ。現行法ですよ。払わなかったら三十二条が出てくるんだ、これが悪質なんだというそういう感覚でおるというのは、百十九条を見ていないんですから。
○政府委員(佐藤勝美君) この第四銀行の支店につきましては、かねてから法違反の疑いがあるということで是正勧告をしていたと承知いたしておりますが、平成二年にも監督指導を行っておりまして、そのときに一部の労働者につきまして時間外労働に対する割り増し賃金不払いの違反事実が確認できましたけれども、一般労働者の法違反の確認ができなかったということで労働時間の適正な把握を行うように指導したところでございますが、
○岡村政府委員 昭和五十八年から六十年までの間にお尋ねの割り増し賃金不払いの労働基準法違反事件を受理いたしました件数は全部で二十八件あるわけでございます。そのうち略式請求いたしましたのが三件でございます。