1948-04-06 第2回国会 衆議院 労働委員会 第2号
それは労働大臣は、労働省は労働者にサービスをする省であると言われ、労働行政の最高責任者として、この問題に対して最も熱心に御関係になつたことは事実であるけれども、私の目から見ると、全官公労組の爭議の正式な団体交渉の当事者というものは、内閣においては官房長官、あるいは総理大臣より指名されたところの西尾副総理が当られたと思うのでありますが、この間において、労働大臣は非常に労働運動の長い経驗者でもあるし、また
それは労働大臣は、労働省は労働者にサービスをする省であると言われ、労働行政の最高責任者として、この問題に対して最も熱心に御関係になつたことは事実であるけれども、私の目から見ると、全官公労組の爭議の正式な団体交渉の当事者というものは、内閣においては官房長官、あるいは総理大臣より指名されたところの西尾副総理が当られたと思うのでありますが、この間において、労働大臣は非常に労働運動の長い経驗者でもあるし、また
というのは、芦田総理大臣はその当時副総理で、いわゆる片山民主党内閣という評判のあつた内閣の女房役であるだけに、だれよりもよくその実情を知つているはずであります。これに比べて、当時石炭国管法を初め公團法の通過には、政府がむりやりにやる意思があつたので、四割以上の反対があつたにもかかわらず、術策の限りを盡して通したのであります。
というのは、芹田総理大臣は、当時副総理で、いわゆる片山民主党内閣という評判の立つた内閣の女房役であつたから、だれよりもその実情をよく知つているわけであります。これに比べて当時石炭國管法案初め公団法の通過を、政府が無理押しにやる意思があつたから、四割以上の反対があつたにもかかわらず、術策の限りを盡して通されたのであります。
更に私はもつと問題だと思いますことは、西尾副総理に対しては、この予算委員会が始まつて以來私は執拗に出席を求めておるのであります。併し未だに出席しない。私は幾ら副総理が忙しいといいましても、少しぐらいは、一分か二分ぐらいはここに現われて来るのが当然だと思うのです。こういうことを我々参議院の予算委員会として放置して置いていいかどうか。
○加藤國務大臣 ただいまの御質問の御要旨は、爭議の経過について報告をせよという御趣旨のように承りましたが、実は御存じかとも存じますが、今日午前中から組合代表者の諸君と、政府側は西尾副総理と、苫米地官房長官と、私と三名が出席をしまして、いろいろ今交渉を続けている最中でありまして、二時半から休憩が終りまして、再び交渉を開始することになつておりますからその上で十分な成果を得た後に、詳細に御報告する機会があるかとも
ただ今年一月二十六日本院の佐々木君の質問に答えて当時の芦田副総理は、政権の盥廻しとは何事かと噛んで吐き出すようにこれを否認されておりまするが、私は今度の芦田総理の閣員の銓衡から見ましても、將又十五日に伺いました総理の御演説、引続く栗栖安本長官の御演説から判断いたしましても、全く旧態依然、何らの新鮮味も見当らない。又何らの民主党の総裁としての主張もないのであります。
それで私はそのときから考えておつたのでありますが、少くとも片山内閣の副総理であつた芦田首相は、片山内閣は何と言いましても政治的に行き詰つておる。政策に失敗して退却し、民意が離れて退却したという結論にならざるを得なてのであります。
これは副総理格であります芦田さんも、十二月二十一日でありますか、和歌山において言つておられます。明春一月末には隠退藏摘発委員会から驚くべき事実が公表され、その結果政界に大動搖が起るだろう。具体的には言えないが、保守新党運動にも大きく影響するだろう。こういうことを言うておられる。まことに符節を合わすがごとくである。隠退藏問題から保守政党側に大動搖が起る。
而して私はこのような観点から、先ず片山総理大臣並びに芦田副総理に対しまして、現段階における政治責任を明らかにする意味において、次の質問を行いたいと考えるわけであります。
これらのものがいわゆる新党に合流すべく運動中であるけれども、これらがやられたならば新党は成り立たぬじやないかということを今の内閣の副総理の地位にある人が言つておる。してみると原君に対する問題は、単にその片鱗を示すにすぎないのではないか。はたして片鱗であつて、まだ奥があるといたしますれば、これはわが國の憲法政治の上に重大なる問題をもつ。
もしそれ、ありとすれば、ここで初めて先刻例を引いたこの國会における三十有余名の者がありと、副総理大臣が全國にこれを放送しておるのでありますから、きわめて関係をもつものであると思う。もし隠匿物資に関係あるものでないとすれば、本院は特に最も権威ある特別委員会を設けて調整をせんしとしつつあるのであつて、おそらく政府においても、國会のこの働きは御承知ないはずはない。
特に副総理と言われる人が全國に放送した。新聞にも書いておる。それを聽いておる。
芦田君は副総理でありますので、両君轡を並べて行政府を督励しておられる今日の場合において、かくのごとき重大なる問題を等閑視せられるということは、実に奇怪千万と言わなければなりません。(拍手) さて私は今日この壇に立ちましたが、貴重なる時間を割愛して頂いて恐縮に存じますけれども、立たなければならん境遇にありましたるためにここに立つたのであります。
総理大臣がいない場合は参議院議長であるか、或いは衆議院の議長であるか、副総理格の者がやるのであるか、或いは参議院議員の人がやるか、衆議院議員の人がやるか、或いは近親族である秩父宮殿下がやるのかということになるのでありますが、その点は法律でありまするから、明確に三段論法を以て、二段三段の構えをして置くことが必要ではないかと、そう憂うるのでありますが、政府の御所見を伺います。
片山首相にお尋ねいたしたいが、御不在で、又片山首相にお代りになるところの西尾國務相か、或いは芦田外相、副総理かその辺が分りません。どちらかお決めになりまして、御答弁が煩はしたいと思う者でございます。私の質問いたしたいという要点は以上のごとくでございます。(拍手)
○事務総長(小林次郎君) それではちよつと……、経済閣僚と申しますと、大藏大臣、商工大臣、農林大臣、運輸大臣、厚生大臣それから労働大臣はできておりませんけれども、それらの関係の國務大臣、それから安本長官、それに只今お話のございました総理が駄目ならば、副総理が、或いは官房長官、これでよろしうございますか。
○淺岡信夫君 経済閣僚が中心でございますが、矢張り総理が出て来なければ副総理、或いは官房長官とか……、その点は矢張り三人の中から誰か一人出ていただくようにしていただきたいと思います。
これに対しまして、現内閣の副総理をもつて自任いたされるところの西尾君―西尾君がおられなかつたならば、水谷君あたりから、この点の説明が願いたいのであります。 私をして言わしめましたならば、先般來の食糧の説明を、こういうように説明をしてもらいたい。
片山総理が一刻も早く健康を回復されることを希望すると同時に、私の質問に対して後日片山総理がお答え下さることをお願いして置きまして、差支ない範囲において或いは副総理としての芦田外相からお答えを戴きたいと思います。 先日片山総理が國民外交を確立する。そうして從來の日本の祕密外交を一掃するということを言われたことに対して、私は深く敬意を表するものであります。
これを現在の実情に徴して見ましても、米英「ソ」佛等の大國においては、外交を担任している大臣がその政府部内において占めている地位は頗る高いのでありまして、その多くは、或いはこれは國によりまして事態を異にするものではありまするけれども、概して副総理格ともいうべき地位に就いております。従つてその抱懐する意見も、閣内において重きをなすというのが常則であります。
この問題につきましては、政府におきましても極めて重要視いたしまして、特に芦田外務大臣が民主党の総裁であるという故ばかりではなくして、只今のような御意見も加味いたしまして、副総理格として政府の重責を受け持つてもらつておるのであります。