1962-11-01 第41回国会 衆議院 運輸委員会 第10号 あの日、一家の柱であった長男裕夫さん(三五)二男達男さん(二七)のふたりを一度に失った副島俊一さん(六九)、ミツさん(六四)の老夫婦は裕夫さんの妻、貞代さん(三三)と東京都葛飾区の公団亀有団地でさびしく暮らしている。」「裕夫さんが残した孫の茂利ちゃん(三つ)、美花ちゃん(一つ)のおもりをするミツさんは、朝晩四十分間ずつ、なくなったふたりの写真のまえで手を合わすのが日課になった。」 赤松勇