1950-02-17 第7回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号
第五に過剩拘禁緩和対策といたしまして、拘置所十四箇所及び刑務所五箇所が新設せられましたほか、支所より本所に昇格したものが二箇所、これに伴う人件費、事務費の増加並びに收容所の收容に必要な備品等を購入するに必要な経費として、六千二百十八万九千円を新たに計上してございます。
第五に過剩拘禁緩和対策といたしまして、拘置所十四箇所及び刑務所五箇所が新設せられましたほか、支所より本所に昇格したものが二箇所、これに伴う人件費、事務費の増加並びに收容所の收容に必要な備品等を購入するに必要な経費として、六千二百十八万九千円を新たに計上してございます。
かねて当局におきましては、過剩拘禁緩和に対策の一環といたしまして、各地におけるこのような遊休施設を入手して刑務所における過剩拘禁を緩和いたそうと考えておつたのであります。
これに対しまして当局は戰災刑務所の復旧に努力いたすとともに、旧軍の施設の獲得に努力をいたし、ある程度の成果を收めておりまするが、何分にも予算や資材の制約がございまして、過剩拘禁緩和の緊急処置といたしましては不十分であります。