1995-02-28 第132回国会 参議院 厚生委員会 第2号
これは抗ウイルス剤でございますけれども、その薬とそれから抗がん剤の五フルオロウラシルという薬を併用することによって副作用が起こったということでございまして、薬単独、そのものでは安全であっても飲み合わせが悪ければ剛作用が起こると、そういう問題がときどき起こっております。そういう点で、いかにして医薬品の適正使用を推進することが重要であるかということを感じるわけでございます。
これは抗ウイルス剤でございますけれども、その薬とそれから抗がん剤の五フルオロウラシルという薬を併用することによって副作用が起こったということでございまして、薬単独、そのものでは安全であっても飲み合わせが悪ければ剛作用が起こると、そういう問題がときどき起こっております。そういう点で、いかにして医薬品の適正使用を推進することが重要であるかということを感じるわけでございます。
あなた御自身もおっしゃっているように剛作用がある。副作用の原因にはいろいろあるでしょうけれども、いずれにしても副作用がある。副作用があるために、おざなりに耳から血をとって虫のいることがわかったらこの薬飲みなさいと言っても、患者さんは副作用があるために一回や二回飲むだろうけれども、あと捨ててしまうという場合が非常に多いそうです。
当然立ち会うべきなのに立ち会っていないで、会社の何とかという課長が、剛作用がないからのみなさい言って、百数十名の人に薬を飲ました。それで事故が発生したわけです。どっちの責任とお考えになりますか。
従ってこの剛作用に対しても国がちゃんと根絶をしないと、製造が許されておればこしらえますよ。販売が許されておればどこかに出ます。私はそういう安易なものではないと思います。これはどんなに取り締っても、覚醒剤がやられるのと同じでありまして、麻薬の場合にもどんなにやかましく言われても、要求する者があればこしらえる者がある、こしらえる者があれば販売する者がある。