1950-11-28 第9回国会 衆議院 予算委員会 第3号
願わくは、三十四條の改正を見るまでは、約十年という長い間本院において前科抹消運動が展開され、十年の長い歳月をけみしてようやく実を結んだ改正案でございますので、その結果ができるだけその立法の精神にかないますように、そこにはあたたかい血が流れることができるように、一層の御奮励を要望してやまないのであります。 最後にもう一点法務総裁にお伺いしたいのは、警察予備隊に関してのことであります。
願わくは、三十四條の改正を見るまでは、約十年という長い間本院において前科抹消運動が展開され、十年の長い歳月をけみしてようやく実を結んだ改正案でございますので、その結果ができるだけその立法の精神にかないますように、そこにはあたたかい血が流れることができるように、一層の御奮励を要望してやまないのであります。 最後にもう一点法務総裁にお伺いしたいのは、警察予備隊に関してのことであります。
これはいはゆる前科抹消問題でございまして、過去の経過的な一端を、ごくかいつまんで申し上げるならば、昭和十四年司法保護事業法なる法律が制定せられまして以來、いわゆる前科抹消運動なるものが、議会運動として擡頭してまいりました。