1961-10-30 第39回国会 衆議院 決算委員会 第8号
○小宮山説明員 会計検査院の保岡二局長から、私の方に対しまして、三十三年四月以降当庁としてとった具体的措置いかんというふうなお尋ねがありましたので、それについては文書をもって御回答申し上げたのでございますが、この問題について結論から申し上げますと、当庁といたしましては、この前田邸の四分の三の、現在国有になって大蔵省の関東財務局が管理しておりますものと、残りの四分の一でございますか、米側から返還になりましたけれども
○小宮山説明員 会計検査院の保岡二局長から、私の方に対しまして、三十三年四月以降当庁としてとった具体的措置いかんというふうなお尋ねがありましたので、それについては文書をもって御回答申し上げたのでございますが、この問題について結論から申し上げますと、当庁といたしましては、この前田邸の四分の三の、現在国有になって大蔵省の関東財務局が管理しておりますものと、残りの四分の一でございますか、米側から返還になりましたけれども
○田中(織)委員 時間もずいぶん経過しておりますし、また本会議の予定もあるようでありますから、私の伺いたい問題は、都内目黒区駒場町にあります、かつて極東軍司令官官邸として昭和二十年九月に接収された旧前田邸に関する問題でございますが、関係政府当局にはこの問題についての資料等も準備していただいておると思いますので、簡単に御質問申し上げますから、要領よくお答えをいただきたいと思います。
○山下政府委員 ただいまお尋ねのありました内閣審議室における協議会の結論といたしましては、ただいま不動産部次長からお答えのありましたように、前田邸の問題にはいろいろ従来のいきさつがあったわけでございますから、それらを一括して処理する。
小瀧さんが調達庁長官のときに、米軍の司令官が住まいをしておった前田邸ですね、これを国として買収して迎賓館にするというようなことで、返還をやって、そうしてその跡はほったらかしになった。そこで、当事者としても、所有者としても、土地は民有地と国有地と両方あるようですが、非常に困っておるし、だまされたというようなことを言われておる。
ただ、従いまして、前田邸の買取済みの国有となっておりますものは返還と同時に大蔵省に引き継いで、大蔵省で管理いたしております。本来ならば、解除になりますると、民有地につきましては、民有財産につきましては、所有者に返すわけでございますが、所有者の方も分割で返されても困るわけでございまして、受領を拒否されておる状況であります。
○説明員(桜井良雄君) 前田邸がどういう工合になつておりますか実はわからないのでございますが、あれは或いは自由な契約ではないかと思うのでございますが、この法律によります以外に、この法律によります前に日本政府としては必要な提供を義務づけられたものは自由な契約でやる建前でございますが、全然そのほかに軍がドルで以てじかに契約をするということは勝手でございますが、まあそういつたものは恐らく普通の場合にはあり