1975-06-23 第75回国会 衆議院 内閣委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号
○瀬崎委員 私は、だれが考えても不思議な、つまりより進歩した計算コードが生まれたときに、そのことを取り入れなければいかぬのを知らないと言っておる、こういう三菱の態度というものについては、自動車運転にたとえたら、最も初歩的な前方注意義務を怠ったことになると思うんですね。
○瀬崎委員 私は、だれが考えても不思議な、つまりより進歩した計算コードが生まれたときに、そのことを取り入れなければいかぬのを知らないと言っておる、こういう三菱の態度というものについては、自動車運転にたとえたら、最も初歩的な前方注意義務を怠ったことになると思うんですね。
交通事故だって前方注意義務を怠って、そしてどうしてこうしてと書いてあるじゃないですか。そうでしょう。もしそうだとすれば、それはちょっと異例の起訴状だというふうにお伺いせざるを得ないと思いますが、いかがでしょうか。
○政府委員(辻章男君) 後の質問の方からお答え申し上げますが、これは、あの場合に発進の命令ではないのでございまして、発進してもよろしいという許可的な通知でございまして、これは私ども、そういう許可がありました際に、前方注意義務というものがないとは考えておりません。これは、当然どういう場合でありましても、前方注意義務はあると、こう考えております。
その自動車がどういうために事故を起すかという点でありますが、まずこれは昨年でありますけれども、一番多いのは前方注意義務を怠ったもの、運転中前方をよく注意して横断車があるかどうか、あるいは何かの障害がないかどうかということを運転者は注意をして運転をすべきでありますが、これを怠ったために昨年中に起しました事故は二千八百五十三件でございます。これは全事故の二一・七%に当っております。
○手柴参考人 ただいまの自動車側の一番多い前方注意義務の怠慢であるとか、あるいは優先交通権の無視というのは、そういうことを起す原因がどういうところにあるかというお尋ねのようでございますが、これはなかなか困難な問題でございまして、起きた事故に対して、一体どういうわけで前方注意義務を怠ったかと申しましても、なかなかこれははっきりせぬのであります。
○山口(丈)委員 ただいま事故の性質の種類を御報告になったのですが、私はこの前方注意義務の怠慢あるいは優先通行権の無視、こういう悪質なと申しまするか、非常に件数の多い事故の原因は、取り調べられた結果どういうところにそういう原因があったかを一つ明確にしていただきたいと思います。