1985-06-20 第102回国会 参議院 運輸委員会 第15号
その中で、特に四国の前川香川県知事の話は非常に悲痛な訴えでございました。現在でも地方路線の立ちおくれというものが四国の現況の中で非常に見られている、こういうようなところで、国鉄の設備が近代化もされておらないのに、このまま分割民営というところにいきなり 移ってしまえば、安全という問題、また災害等に対しても大変なことになるのではないかということで、悲観的な意見を述べていらっしゃいました。
その中で、特に四国の前川香川県知事の話は非常に悲痛な訴えでございました。現在でも地方路線の立ちおくれというものが四国の現況の中で非常に見られている、こういうようなところで、国鉄の設備が近代化もされておらないのに、このまま分割民営というところにいきなり 移ってしまえば、安全という問題、また災害等に対しても大変なことになるのではないかということで、悲観的な意見を述べていらっしゃいました。
前川香川県知事さんと香月佐賀県知事さんには同じ問題でお尋ねをいたします。前川知事さんの御意見の中で、分割民営になったとしたら、一つは、ただでさえおくれております四国の国鉄の施設整備が進むどころか停滞をしてしまうことが心配される。もう一つは、地方自治体を初めとして地域の住民の負担は増加をすることが心配される、そういったことから分割民営は反対との御所見であったように理解をいたします。
われわれの現地滞在中に、長野岡山県知事と前川香川県知事が会談し、本四架橋の促進について意見の一致を見たとのことでありましたが、政府においてもできるだけ早期着工に踏み切るべきではないかと考えます。 第六は、勝央中核工業団地建設事業についてであります。