2021-03-04 第204回国会 参議院 予算委員会 第4号
言うまでもなく、渋沢は近代日本をつくる上で大きな役割を果たした人物の一人ですが、その渋沢と同時代に我が国の近代国家の基礎をつくったのが一円切手の肖像でも知られる前島密という人物でした。渋沢と前島は、明治の初頭、明治政府の新たな制度を立案する改正掛という組織で一緒に仕事をし、日本の近代国家へと生まれ変わる諸制度を形作りました。
言うまでもなく、渋沢は近代日本をつくる上で大きな役割を果たした人物の一人ですが、その渋沢と同時代に我が国の近代国家の基礎をつくったのが一円切手の肖像でも知られる前島密という人物でした。渋沢と前島は、明治の初頭、明治政府の新たな制度を立案する改正掛という組織で一緒に仕事をし、日本の近代国家へと生まれ変わる諸制度を形作りました。
一円切手で有名な前島密さんが創設して、ずっとこの郵便制度、日本社会の中に定着して、日本社会の本当に重要な社会的インフラとして、私たちのやはり国の宝だというふうに思っています。 私の友人、知人にも郵便局に勤めている者は当然おりますし、それから、先輩方でも、郵便局で勤務をして、大変誇りを持って退職されたという方も多くおられます。
郵政事業にとりましても、創業の父であります前島密翁の没後百年という記念すべき年でもあります。翁が眠ります三浦半島の浄楽寺、ここは、平成の時代の終わりを告げる四月二十七日に多くの郵政関係者とともに墓前祭を開催し、私も出席させていただきました。 二年後には事業創業の明治四年から数えて百五十年を迎えるわけであります。
ここは運慶が造った重要文化財の仏像、これがありまして、極めて有名な寺でありますけれども、前島密翁が晩年を過ごしたということで、そのお墓もあり、毎年墓前祭というのが開かれております。二年後には没後百周年を迎えるということであります。 皆様御存じのとおり、前島密は一円切手の肖像にもなっており、郵便事業の父とも言われております。
やはりこれも利用者のためでございまして、どんな町に行っても郵便局があり、そこで金融が扱えるという仕組みがなければ、これは郵便制度が、もう前島密が一番初めにつくったときの根底にある考え方でございますので、それを民営化、そして株式売却という下にないがしろにすることは非常に問題があるんではないかと思います。
一つ目の質問でありますけれども、この制度は、先ほど申し上げたように、ユニバーサルサービスの確保と競争促進による利用者の選択機会の拡大の両立を図らなきゃならないということから考えると、この改革については、明治六年、前島密先生がおつくりになった制度ですが、百三十年間続いておりまして、改革は一度行われているんですね。
前島密さんが百四十年も前に最初に立ち上げたこういうシステムをしっかり活用していく、そのことで是非、柘植委員におかれましても先導的な役割を果たしていただくことを期待をいたします。そのことが地域の防災力を高めていくことになりますね。 こんなものでよろしいでしょうか。
確かに、きょう現在全ての将来のことが見通せないというところはあるわけですけれども、まず、きょう現在わかっていることで基本的なことで申し上げると、先ほどJPグループの方から答弁がございましたように、前島密卿によって郵便事業が始まって百五十周年を迎える二〇二一年に向けての郵政グループビジョン二〇二一によって、総合生活支援企業グループということで展開をしていくということになるわけですけれども、その中で、高
しかしながら、本当に守らなければいけないのは、前島密さん、渋沢栄一さんがヨーロッパに行っている間に、一年ちょっとで一生懸命全国に張りめぐらせたネットワークと、それを維持している今のユニバーサルサービスそのものであって、突き詰めて申せば、かんぽ生命もゆうちょ銀行も、そのたな子としてのネットワークの魅力を増すためのサービスの選択肢であって、本当にもっとすばらしいサービスがあるのであれば、郵便事業会社があらゆる
郵便事業は、大げさに言えば、明治の前島密による創設以来、全国一律の低料金で、現在は五十円、八十円でどことでも通信できるユニバーサルサービスを守ってきたわけですが、だから単独では赤字になる構造的な要因を当然抱えている、誰もがお分かりのとおりであります。
これに対して、行き過ぎた自由主義ということで、今こそ前島密の原点に戻ってこの改革をするべきであるということを思うわけでありますが、内閣の一員としての、今国会にかける大臣の意気込みをお聞かせいただきたいと思います。
そのためには、特定郵便局制度、そういった、土地と建物を国に貸していただきたい、そのかわり国家公務員になれるというふうな制度をやって、たしか東京大学の歴史研究会だと、明治四年に前島密が郵便制度を始めたときに、明治五年に、千葉県に百二十四局ぐらい特定郵便局があったというふうなことでございまして、実は燎原の火のごとく、本当にお金を、政府として一円も使わなくてもきちっとこれが広がったというのは、やはり日本人
そもそも、万国郵便連合ということで、世界的に非常に歴史のある組織でありまして、日本も、前島密先生が始められた郵便制度、これは、やはり国内のみならず国外との関係で、その制度を世界的な了解のもと、共有のインフラ財産として築き上げてきた、そういう歴史がある中で、途上国にもそちらに参加をしていってほしい、そしてまた、その中でそのメリットを共有して、そしてそれぞれの国のキャパシティービルディングにそれを生かしてほしい
ほかの人を見させていただきますと、例えば伊藤博文公ですとか前島密さんですとか、外国人でいえばナポレオンですとかジョージ・ワシントン、こういった人を書いてあるのが普通でした。私は亀井静香と書いています。 本当に私自身、亀井大臣の以前からの浪花節的な言動ですとか、またブルドーザーのような突進力、発言力の強さというものを尊敬しています。一ファンと言ってもいいと思います。
そして、前島密さんがつくって以来もう百年以上たつこの組織を、やはり民営化をしたからには、しっかりとした地域に根付いた私は郵政民営化でなくてはいけないという自分なりの意識を持っておりまして、もちろん、かんぽの宿、長谷川先生がおっしゃられたいろんな不祥事といいますか分かりづらいこと、たくさんございますが、それはしっかりと検証し、整理をし、西川社長の下で一年間を掛けて整理をしていくということもこれありでございまして
郵政民営化は、前島密の明治以来の大改革であります。そして、いろいろな論議があったにせよ、もう既にページは一ページめくられたわけであります。郵政民営化法が平成十七年十月に可決、成立をして、平成十八年四月から実施になっているわけであります。
郵政研究所には、近代郵便の父、創始者でございます、郵便という名前を付けたと言われています前島密翁が書かれた「春徳萬芽を生ず」という横額一文字があるそうでございます。これは、春のような温かな思いやりのある徳こそがたくさんの良き芽を生み出し、人々の暮らしと郵政を広く発展させるという意味だそうでございます。
郵政という非常に、明治以来、前島密以来のすばらしい郵政文明を壊してはいけないという観点から、すべてを見直すということであるならば、この五年という期間の妥当性についても見直しの範囲内であることは間違いないと考えております。
また、あの有名な前島密は、現状のままでは我が国の海運業はやがて欧米列強の商船に圧倒されることになりましょう、そうなっては手足をもがれたと同じ、国家経営に多大の損失をこうむることになります、そうならないためにも、政府は大いに力をいたして我が国の海運業を振興させ、他方において外国との競争に打ちかつ算段をせねばなりませぬと。こういうことも目にとまります。
資本の論理が働く、地方の地域社会をどんどん壊していく、そして、まさにこれは前島密がつくった天才的なスキームなんですよ。それをどんどんどんどん崩していって、崩すのは簡単だ、つくるのは百三十年掛かるけどね、壊すのは三年でできますよ。今壊れているから私はこのことを、二十三年間こんなことを、国会議員させていただいておりますけれども、総理に言っているんですよ。 総理、是非これを見直さないと崩壊しますよ。
日本でいえば、郵便の世界であれば前島密ということになると思うんですね。ここのところドラえもんも出ていますけれども、それは偉人とは言わないというふうに思いますね。 そして、切手というのは、本当に凝縮された最小面積の最大の芸術品、こういうふうに形容されて、一方では、小さな外交官、こういうふうにも言われているんですね。