2015-03-12 第189回国会 衆議院 予算委員会 第16号
つまり、そもそも、これは、長妻厚労大臣のときに前回、財政検証があった。しかしながら、残念ながら、何らの数値的な指示もしないままに、言ってみれば、GPIFが決めていったものをそのまま追いかける形でポートフォリオができ上がっていた。そのままで本当にいいのかという中から、新しいポートフォリオをつくるということにしたわけであります。
つまり、そもそも、これは、長妻厚労大臣のときに前回、財政検証があった。しかしながら、残念ながら、何らの数値的な指示もしないままに、言ってみれば、GPIFが決めていったものをそのまま追いかける形でポートフォリオができ上がっていた。そのままで本当にいいのかという中から、新しいポートフォリオをつくるということにしたわけであります。
前回、財政健全化責任法案の御説明をここでさせていただきまして、菅大臣からも、できれば、こういうのは初めて見るけれども、こういう法律があってこのとおり実行できるなら日本にとって大変いいことで、場合によっては党派を超えて是非やってもらいたいなと、そう思って眺めておりましたと、ですから余りいちゃもんを付けないんだということで、大変好意的にコメントをしていただきました。
○政府参考人(吉武民樹君) 先生今お尋ねでございました基本ポートフォリオでございますが、これは前回財政再計算の際にその基本的な設定に基づいて策定をしたものでございます。で、十一年財政再計算におきます経済前提を申し上げますと、物価の上昇率が一・五%、それから名目賃金の上昇率が二・五%、それから名目の運用利回りが四・〇%という形でございます。
○政府参考人(吉武民樹君) 平成十一年、前回財政再計算におきます厚生年金の被保険者数の予測でございますが、西暦で申し上げますと、二〇〇五年度で三千四百八十万人、二〇一〇年度で三千三百八十万人、二〇一五年度で三千二百七十万人、それから二〇二〇年度で三千百七十万人、二〇二五年度三千百万人、二〇五〇年度二千四百四十万人となっております。
○政府参考人(吉武民樹君) 先生お尋ねの前回財政再計算とそれから今回財政再計算、それから最近の実績でございます。実績の関係はおっしゃるとおりでございますが、今回の財政再計算は、その実績を基本にして、将来の将来推計人口、あるいは労働力率、被保険者数ということで推計をいたしております。
足下の状態を申し上げれば、基本的には、この数年間の経済の厳しさ、それからこれに伴う雇用の問題が前回財政再計算で想定した、おりました状態よりも厳しかったということだろうというふうに思います。
私は、前回、財政金融委員会で申し上げたんですが、こういう、今、与党が要求しているやり方というのは、まるで、会計原則が、これは国際的にも決まっている方法で日本の企業の財務体質をよく現すために会計原則を直したわけです。ところが、株価が下がっちゃった。いや金融危機が大変だ。だから時価会計を伸ばしてくれ。
○吉武政府参考人 先生お尋ねのとおり、厚生年金のモデルといたしましては、前回財政再計算を行いました平成六年度で二十三万一千円というモデルでございます。
しかも前回、財政的には今度ようやく一千億ふえたとはいうものの、この五、六年の間に人件費は六千億ふえておる。ではどこかが削られておるということで私は質問申し上げたことがありますが、こういう点での配慮というのが全くなされていないことを実は極めて残念に思っているわけであります。
○武田委員 財政再計算のお話が出ましたが、前回財政再計算をしましていろいろな見通しがずいぶん狂ってしまいましたね、加入者の問題とか経営移譲の受給率が倍にふえたとか。そこで、今度また財政再計算の時期を迎えまして、こうした基礎データというものを相当慎重に考えた上で、そうした見通しの狂うようなことを最小限に食いとめる努力が必要だと私は思うのです。農林省の出した見通しは何でも狂う。
○武藤委員 きょうは前回財政投融資の御質問をいたしたときに質問残りにしておきました一、二の問題についてお尋ねをしたいと思いますが、まず最初に具体的な処置について御回答いただきたいと思います。