2010-04-13 第174回国会 参議院 環境委員会 第6号
温排水の影響は意外にやっぱり大きくて、CO2削減目的としても、建設や増設が様々な問題でスムーズに進まないため、原発ばかりに頼る施策自体に無理があるのではないでしょうか。
温排水の影響は意外にやっぱり大きくて、CO2削減目的としても、建設や増設が様々な問題でスムーズに進まないため、原発ばかりに頼る施策自体に無理があるのではないでしょうか。
そういう中で六・九%削減されたという、日本の削減目的六%という、こういう京都議定書で決定したそれを上回る企業努力をされていることに対して心から高く敬意を表する次第であります。また心強く思っております。
政府は、昨年三月に、そういった京都議定書、三%の削減達成のためにとるべき方策などをまとめました地球温暖化対策推進大綱をまとめたわけでございますが、しかし、現状を見ていると、この大綱に沿って対策を進めていくことが本当にこの削減目的を、約束を達成できるのかどうか、私も少し心配をいたしております。
さらに、この京都議定書の六%削減目的を達成するためには、正直言って、今の対策だけでは十分できるかどうかということも問題があるものでございますので、何が不十分なのか、どういう対策が必要なのかということについても改めて検討してまいりたいというふうに思っているわけでございます。
次に、韓国の問題でございますけれども、今般の気候変動枠組み条約にかかわる交渉の中で削減目的を約束する対象国は、この条約の附属書1に掲げられている国でございます。
○加藤修一君 コミュニケ、とりわけ「気候変動のエネルギー側面」のところですけれども、その中で六番目、「閣僚は、費用対効果、公平性、国や部門毎の状況の差異を考慮することが数量化された温室効果ガス排出抑制削減目的や政策措置のレベル・内容を定める上で重要であるという認識の下、気候変動に対して採りうるエネルギー関連の対応策について議論し、以下のとおり合意した。」と書いてある。
そして我が国といたしましては、第一回の締約国会議において決定されたところでございますが、政策と措置の詳細なものを作成いたしまして、さらに排出抑制あるいは削減目的の設定を含めまして、二〇〇〇年以降の地球温暖化対策の枠組みをつくることが今回の会議で大切な課題である、こう考えておりまして、現在、他の締約国との間でいろいろその検討を進めておるところでございます。