1952-11-25 第15回国会 参議院 厚生委員会 第3号
なお又総理の演説の中には国民一般の厚生施設と、こういうふうな表現でありまするが、併しこれは却つてそのほうかいいんで、ここであえて一つ二つ取上げられるということになりますと、ここに文句の軽重ということも起つて参りますから、私といたしましてもこの際先ず以てこの全体の方針に則つて予算補正の原則から見て、先ず以て緊急にいたしたいと思う点を重点的に取上げたのであります。
なお又総理の演説の中には国民一般の厚生施設と、こういうふうな表現でありまするが、併しこれは却つてそのほうかいいんで、ここであえて一つ二つ取上げられるということになりますと、ここに文句の軽重ということも起つて参りますから、私といたしましてもこの際先ず以てこの全体の方針に則つて予算補正の原則から見て、先ず以て緊急にいたしたいと思う点を重点的に取上げたのであります。
ところが二十三年は一応済みまして、二十四年のときにドツジ・プランに則つて予算を組む際に、地方配付税で定められておりました所得税法と法人税の一定割合通りの地方配付税を交付するか、或いはそれを削減するかという問題があつたわけであります。そうして二十五年からは更に地方配付税というものはなくなりまして、地方財政平衡交付金制度ができて参つたわけであります。
それから第三番目には、これ又その節申上げたことでありまするが、木村國務大臣の提案理由の説明によりまするというと、経済九原則に則つて予算の均衡を得るということのために、こうした法案が提出される必要があるのであるということが言われておるのでありまするが、言うまでもなく予算の均衡ということは、地方の予算と國の予算とが相俟つて初めて一國の予算の均弁が得られるのでありまして、地方の予算の赤字の犠牲において國だけの
この六項目に則つて予算を編成されれば民自党が今まで公約したような政策を盛り込んで予算は編成できないということは明らかであつたと思います。