1979-02-28 第87回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号
○井上(泉)分科員 そういうことからやはり制動距離が延びるということによって、現在過積載の制限をしておるのは交通安全対策上からも当然な制限積載量である、こういうふうに理解しておってよろしいでしょうか。
○井上(泉)分科員 そういうことからやはり制動距離が延びるということによって、現在過積載の制限をしておるのは交通安全対策上からも当然な制限積載量である、こういうふうに理解しておってよろしいでしょうか。
ただ、先ほどの埼玉の事案につきましてちょっと補足させていただきたいのでございますけれども、これは積載違反の取り締まりをやっておりましたところが、明らかに制限を超えること約一〇〇%、すなわち制限積載量の倍を積んだトラックが、手前の方でそれを見つけて、横道へ逃げていくというような例があるわけでございます。
そこで一つ伺いたいのでありますけれども、大体トラックでもダンプでもレミコンでも、制限積載量の倍は積めますよというのがメーカー、ディーラーの売り込み宣伝。使用者もまた、制限トン数はしかじかだけれども、倍積んで走れというのが常識。これを運輸省も警察当局も取り締まっていない。これが大きな事故の発生原因になっている。過日、箱根新道で、十一トン車のトラックが二十二トンの鋼材を積んでブレーキがきかなかった。
それから積載量の制限の問題でございますが、これも雨の降り初めですとか、やんだ直後のような状況におきましては、過重積載によりましてブレーキがきかないためにとんでもない方向に車が曲がつてしまいましたり、衝突事故が起こるというような事例が非常に多うございますので、私の会社もこの制限積載量の厳守については非常にやかましく、工場それから車両とも留意してやっております。