2002-02-22 第154回国会 衆議院 予算委員会 第16号
○石原国務大臣 ただいま重野委員お尋ねの点は、公務員制度にかかわる労働基本権のあり方について、当事務方から職員団体にいつ御提示をしたかという日付の件だと思いますが、ただいま委員がおっしゃられた昨年の十二月十八日に、労働基本権の結論が盛り込まれました公務員制度改革大綱案を御提示させていただいたところでございます。
○石原国務大臣 ただいま重野委員お尋ねの点は、公務員制度にかかわる労働基本権のあり方について、当事務方から職員団体にいつ御提示をしたかという日付の件だと思いますが、ただいま委員がおっしゃられた昨年の十二月十八日に、労働基本権の結論が盛り込まれました公務員制度改革大綱案を御提示させていただいたところでございます。
その過程におきまして、これは平成十一年の十二月でございますが、農林水産省が明らかにしました年金の三割カット、あるいは掛け損も生ずるという制度改革大綱案が出てまいりまして、大変なショックを受けました。また、加入者、受給者を初めといたしまして、農村現場から強い反対が起こったというのも事実でございます。
しかし、それから数年とたたないうちに制度の見直しが必要となり、その過程で、平成十一年十二月には農水省から三割カット、掛け損という制度改革大綱案が出されたわけです。 正直言って、私もだまされたという気持ちでした。地元からの反発は大変なもので、おまえに言われたから加入した、おまえが責任をとれとか、今まで掛けた保険料を返せといった声が殺到しました。
○谷津国務大臣 ただいま御指摘のありました件は、実は、農業者年金制度改革大綱案としまして、これは十一年の四月だったと思いますが、それから開催しました農業者年金制度研究会での論議を踏まえまして、農林省としてまとめたものでございます。 しかし、これはどこまでも農林省独自の判断でやったものでございますから、これを法制局の方に行っていろいろ検討していただいたというようなことはございません。
その過程で、平成十一年十二月に農林水産省が明らかにしました三割カット、掛け損という制度改革大綱案には大変なショックを受けました。また、農村現場からの反発も大きなものがございました。
○谷津国務大臣 農業者年金制度改革につきましては、平成十一年の十二月に、議論のたたき台といたしまして、農業者年金制度改革大綱案において、既裁定年金の平均三割カット等を示したところであります。その後、これをもとに、受給者あるいは加入者の生の声や年金制度関係者の意見などを積み上げまして、これは約六カ月かけまして意見の集約を取りまとめたところでございます。
この検討を経まして、昨年の十二月に農業者年金制度改革大綱案を取りまとめたところでございます。この骨格は、長くお話をすると時間がかかりますが、基本的なものといたしまして、これまでの賦課方式を積立方式に変更するということで、言ってみれば基礎率に左右されない方式への変革ということでございました。